新明和工業株式会社

安全性・機能性・スタイリッシュなボデー。すべてに進化。排出板式「G-RX」2~4トン車級フルモデルチェンジでデビュー 新明和工業株式会社(取締役社長 大西良弘)は排出板式「G-RX」の2~4トン車級を同時にフルモデルチェンジし、3月3日(月)に販売を開始した。外観デザインの一新、安全性・機能性の向上、そして架装適合シャシの拡充と高容積型・全高低型の設定などによる豊富なラインナップを確立した。

資源ごみの回収に最適。排出板式G-RXとは?

ごみの積込方法が回転板式、排出方法が排出板による水平押し出し式の塵芥車。
下図のように、積み込みは”回転板”がホッパー底のごみをかき上げ、”押込板”でボデー内に押し込む。押し込まれたごみは、ボデー内の”排出板”との間で圧縮されながら徐々にボデー前方に移動していく。
また、排出はごみの積み込みとともにボデー前方へ押し込まれていた”排出板”を油圧で後方へ移動させ、ごみを押し出す。

無駄なく積込み、分別も容易

排出板と押込板との間で、ごみを圧縮・減容しながら積み込んでいく機構なので、ダンプ排出式よりも多くのごみを無駄なく効率的に積み込むことが可能。 ごみの破砕・噛み込みにはいたらない適度な圧縮力で、排出後のごみの分別も容易に行える。

安全性の高い排出作業

ダンプアップせずに水平方向に排出が出来るので、後方転覆の危険性が低く、安心して排出作業が行える。
またごみを強制的に押し出すのでボデー内から確実に排出できる。

積込機構

外観デザインを一新

外観デザインを一新

G-PXとG-RXの好評を博すスマートなボデーと流れるような美しいフォルムを継承。スタイリッシュな外観に一新させた。

安全性の向上

自主安全基準「S A F E T Y 2 1 」

新明和工業では国が定める塵芥車の安全基準を100%遵守することはもちろん、 トップメーカーとしてより高いレベルの自主安全基準
「S A F E T Y 2 1 」を設定している。
このほどフルモデルチェンジした排出板式 G-RXにも採用している。

バックアイカメラ&モニタ

バックアイカメラ&モニタ

車両後方、投入口周辺をキャブ内で視認できるバックアイカメラと7インチモニタを標準装備。モニタは吊り下げ式(バックミラータイプ)を採用し、走行時の前方視界を広く確保。また、付属のマイクにより積込作業者と運転者間の連絡も可能。

ブレーキランプなどの視認性向上

ブレーキランプなどの視認性向上

積込作業時、PTO連動でハザードが点滅し、後方からの車両に作業中であることをお知らせ。さらに走行時の安全確保のため、灯火器類を上部と下部に設け、後方車両からの視認性を向上した。

緊急停止プレートスイッチ

緊急停止プレートスイッチ

安全性と確実性に配慮し、当たり面の広いプレートタイプとした緊急停止スイッチを採用した。

機能性の向上と豊富なバリエーション

高い積込能力(約8.5%アップ)

投入口の間口寸法を広げ、ボデーサイドとの段差を減らしたことで、ボデー内のごみの流動性が向上し、油圧機構の見直しと相まって高い積込能力を発揮。

※2・3トン車級における旧型比(4トン車級は旧型同等)

ご要望に応じて選べる豊富なラインナップ

高容積型や全高低型のボデー設定、そして各ボデーサイズに廉価版仕様を設定するなど、豊富なラインナップを展開。

国内最大級の基本スペック

投入口間口寸法の拡大や汚水タンクの容量をアップした。
4トン車クラスでは、同じタイプの回転板式塵芥車では国内最大となる荷箱容積(10.2m3)を実現!

ボデー(3トン車級は除く)・ ホッパ・ 汚水タンク容積

投入口の間口寸法(高さ × 幅)

新明和工業株式会社 会社紹介

社名
新明和工業株式会社
http://www.shinmaywa.co.jp/
本社
兵庫県宝塚市新明和町1-1  
代表者
取締役社長 大西 良弘
設立年月日
1949年11月5日
資本金
15,981,967,991円
従業員
連結:4,462名/単体:2,715名 (2013年3月末現在)
主要事業
(取扱製品)
特装車
 - 建設(ダンプ車など)、環境(塵芥車など)及び物流(テールゲートリフタなど)関連車両
産機システム
 - 自動電線処理機、環境システム、真空装置、電動機
流体
 - 流体関連製品(設備用水中ポンプ、水中ミキサ、ブロワなど)
パーキングシステム
 - 機械式駐車設備(エレベータ方式駐車設備など)
航空機
 - 飛行艇、民間航空機向けコンポーネント