2003年のJRの事故がきっかけとなり 、SAS(睡眠時無呼吸症候群)が知られはじめました。
睡眠中に本人がまったく無意識のうちに幾度となく呼吸がとまってしまう病気です。
SASの検査は体に電極をつけて眠らなければならないなど、負担が大きいと感じる人もいます。
日本のSAS潜在患者数は約200万人と言われていますが、実際検査した人はわずか3万人。
検査への不安から病院に行かない人も多いと言われています。
2010年7月、株式会社タニタから睡眠の状態を自宅で簡単に計測できる、睡眠計「スリープスキャン」が発売されました。
寝具の下に敷くだけなので、体への負担は一切ありません。
睡眠に不安がある方は、まず「スリープスキャン」を使ってみてはいかがでしょう?
スリープスキャン使用イメージ
※センサーマットをシーツやベッドのマット下に敷いて使用
(マット厚30cmまで対応)。身体につける必要はありません。
睡眠の状態を簡便に観察できる画期的な測定機器です。
センサーマットで感知した睡眠中の呼吸、脈拍、体動による振動をもとに睡眠の深さを表示します。深い睡眠がとれているか否かは、睡眠の評価において重要なポイントです。また、深い睡眠の割合や寝付き時間、途中の目覚め回数などの情報から睡眠の総合評価を表す指標「睡眠点数」を表示しますので、よい睡眠が取れているか分かりやすくなっています。
自分では認識していませんが、人間は脈を打つと同時に体が微動しており、同社のスリープスキャンは寝具の下に敷いていても、そのわずかな微振動を感知しています。
人間は、一生の約3分の1から4分の1が眠っている時間。睡眠には疲労回復や体温調節などの大切な役割があり、健康に大きく関係しています。睡眠は量より質が重要といわれ、食事や運動など日中の活動、体調の良し悪し、疲労やストレスの有無は睡眠の質に影響を与えます。日本では現在、5人に1人が何らかの形で睡眠にかかわる悩みを抱えているといわれています。
スリープスキャンにSDメモリーカードをセットし、就寝時と起床時にスイッチを押すだけで、
自動的にデータが記録されます。最短1時間から24時間まで測定可能。
SDメモリーカードをスリープスキャンから抜きパソコンにセットします。
購入時に付属している専用ソフトで解析結果を見ることができます。
SL-503は、管理者モードとして
管理者は複数の測定対象者(ドライバー)の一覧から詳細データの閲覧をすることができます。また管理者はIDとパスワード設定で特定するので、決められた管理者のみが閲覧可能です。
ドライバーは自分の結果を、管理者は全体の結果を見る事ができるので、個人にも管理者にも幅広く活用できます。
また、産業医や専門の病院、医師と連携すればさらに有益に機能します。 ぜひ、この機会にお試しください。
◆スリープスキャンのカタログ請求はこちらから
◆株式会社タニタのホームページはこちらから
事故全体 | うち死亡事故 | うち重傷事故 | うち軽傷事故 | |
---|---|---|---|---|
違反が原因の 事故全体件数 |
28,838 | 431 | 1,909 | 26,498 |
うち漫然運転件数 | 2,218 | 70 | 171 | 1,977 |
漫然運転の割合 | 7.7% | 16.2% | 9.0% | 7.5% |
財団法人交通事故総合分析センター調べよりトラックNEXT変種部にて抜粋
この業界にとって事故ほど恐ろしいものはありません。一瞬にして信用、荷主、資産、場合によっては会社までも失ってしまいます。人の命はもちろん、積荷によっては弁償のしようがないものもあります。
左表は、漫然運転による事故の件数です。一見、少ないように見えますが、パーセンテージを見ると、重大事故につながりやすいことがわかります。
自社ドライバーの健康管理に「スリープスキャン」を利用してみるのはどうでしょう。1セット30,000円(税別)。