軽油が高い。ドライバーには低燃費運転を徹底させている。
当然ながら高速道路は使わない。ギリギリまで経費を節減させている。
ちょっと待ってください。 タイヤ・ホイール・チェーンなどのタイヤまわりをお忘れではないですか?
空気圧ひとつで燃費は3%も変わります。
200リッター/1日なら20日で4000リッター。5台が稼動すれば20000 リッター。その3%なら600リッター。
1リッター100円とすると60000円の経費節減になります。
大企業だけの問題ではないことがお分かりいただけましたか?
さらにはなるべくタイヤ交換やチェーンなどの消耗品をなるべくロングライフ化させること。
バネ下荷重を減らして運動性能を向上させること。
そのすべてが経費節減につながります。
もう一度、タイヤ周りを見直してみてはいかがでしょう?
ミシュランのリグルーブを知っていますか? | タイヤ空気圧モニタリングシステム 「HⅰTES」 トレーラーへ対応 |
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すり減ったタイヤにトレッドを張り替えるリトレッドは、どのメーカーもやっていること。 しかし、ミシュランだけはすり減ったタイヤの溝を掘り直す(リグルーブ)→その後トレッドゴムを張り替える(リトレッド)という新品タイヤ使用後にプラス2段階でタイヤを長寿命化させる技術を有します。知ってましたか? 実際にトラックNEXT編集部がリグルーブにチャレンジしてみました。 |
トラックのタイヤはすべてを支えています。 トラック本体だけでなく、お客様の荷物も、乗務員の命も。 ところが後輪の1本のエアが抜けていても、ドライバーには分かりにくいもの。でも、もしバーストすれば・・・ タイヤ空気圧モニタリングシステムは、アメリカではすでに新車への搭載が義務化されている技術で運転席にいながら全輪の空気圧を確認できます。 |
アメリカから上陸!耐久性は鉄チェーンの3~5倍 軽さは鉄チェーンの1/2~1/3 |
ポスト新長期対応車両からJIS方式よりISO方式へ変更 何が変わる? |
タイヤチェーンなんてどれも同じ・・・ 本当に?? 連続走行距離=鉄120kmに対して400km 重量=鉄36kgの対して12kg 1kmあたりの走行コスト=鉄316円に対して95円 実は日本の道で鍛えられたSCCチェーン。今年で23年目です。 |
各トラックメーカーから発売されているポスト新長期対応の大型車(概ねQWW12tクラス以上)の19.5インチ、22.5インチのホイール仕様がJIS方式より、ISO方式へ変更されています。 ピッチやねじの方向も変わります。整備大丈夫ですか? またアルミホイールはカッコだけではなく、燃費向上や運動性能にも有効です。 |
※リグルーブは、日本ミシュランの研修を受けることで自社で実施することもできるが、全国のミシュランタイヤ販売店(一部を除く)に依頼することもできる。
製品名:ダイヤモンドブルー
ダイヤモンドパターンが横滑り防止・坂道に最適
製品名:システムスナップ
次世代ケーブル 工具無しで交換可能
トラックメーカーは、ポスト新長期規制適合車より、新・ISO方式ホイールを採用している。
おおよそ、車両総重量12トン以上の19.5インチ、22.5インチホイール装着車に全面採用されている。
ISO方式とは、世界中の大型トラック・バスの95%に採用されている国際標準のホイール取付け方式である。
項目 | 新・ISO方式 | JIS方式 | 新・ISO方式ホイールの 取扱注意点 |
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19.5インチ | 22.5インチ | 19.5インチ | 22.5インチ | |||
ホイール | ボルト穴数 | 8穴 | 10穴 | 8穴 | 8穴 | 19.5インチのホイールでは、ボルト穴数は同じだが、PCDの差が小さいため、誤装着に注意が必要。ホイールラベルにて要確認。 タイヤバランサーに取り付ける際、ISO方式対応のアダプターが必要になる場合がある。 |
PCD | 275mm | 335mm | 285mm | 285mm | ||
ボルト・ナット | ボルトサイズ ねじの方向 |
M22 左右輪:右ねじ ![]() |
前輪M24、後輪M20、M30 右輪:右ねじ 左輪:左ねじ |
左車輪も右ねじとなる。 | ||
ホイールナット (使用ソケット) |
平面座 座金(ワッシャー)付き ツーピース・1種類(33mm) |
球面座 ワンピース・6種類 (41mm/21mm) |
ホイールの取り付け・取り外しには、33mmのソケットが必要となる。 | |||
作業 (リム組み、 リム外し) |
作業方法の変更 | 裏面より (一部のアルミホイールは 表面より) |
表面より | 裏面より (一部のアルミホイールは表面より) |
19.5インチのホイールでは、リムからタイヤを脱着する方向が従来と反対になる。 (一部のアルミホイールは除く) |
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ホイール形状 (リム形状) |
ハンプあり(バルブ穴側) (一部のアルミホイールは ハンプなし) |
ハンプなし | 空気充てん時、タイヤビード部がホイールハンプのバルブ部に引っかかり、空気注入出来ない場合がある。その場合は、タイヤビード部リムから一旦落として再度空気を注入する。手作業でのリム外し作業では、新たな冶具(ビードブレーカーなど)が必要とる場合もある。 | |||
作業 (車両への 取付け、取外し) |
後輪ダブルタイヤ | 1つのナットで共締め | インナー、アウターナットで それぞれ締め付け |
ホイールの取り外し時は必ずジャッキアップするなど安全を確保すること。 | ||
エンジンオイルなどの 潤滑剤の塗布部位 |
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ホイールとの当たり面には、塗布しないようにすること。潤滑剤は車両の取扱説明書に記載されている油脂を使用すること。 | |||
ホイールのセンタリング | ハブインロー | ホイール球面座 | ディスクホイールをハブに取付ける際に、ホイールのハブへの固着を防止するため、ハブのはめ合い部(インロー部)にグリースを薄く塗布すること。 | |||
締付けトルク | 550~600N・m(55~60Kgf・m) | 輸入車を含む従来・ISO方式車両は、車種によって締付けトルクが異なる。取扱説明書や整備のマニュアルなどで確認すること。 | ||||
アルミホイールの 履き替え |
ボルト交換 | ボルトおよびナット交換 | ボルトは前輪用、後輪用、スチールホイール用、アルミホイール用があるので、適切なボルトに交換・整備すること。誤装着をすると十分な締付け力が確保できない場合がある。 |
ISO方式となった大型トラックへの正しい装着、アルミホイールの安全性/環境性の啓蒙活動に積極的な企業がある。それがアーコニック・ジャパン株式会社(2016年11月にアルコア・ホイール・プロダクツ・ジャパン株式会社が社名変更)だ。
以下がアルコア鍛造アルミホイールの特徴だ。
軽い | 大型車両11輪(スペア含む)で、157kgの軽量化 | ![]() |
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強い | スチールホイールに比べ、約4倍の強度 | |
燃費がいい | 大型車両で、3%以上の燃費向上を実証 | |
経費を削減 | 燃費の他、ランニングコストの低減に寄与サビに強いアルミは耐蝕性に優れサビに強く、塗装等のメンテが不要 | |
乗り心地がいい | 軽量かつ真円度の高さは、ハンドリングと車両扱いを楽にします | |
高い リサイクル性 |
アルコア鍛造アルミホイールの高いリサイクル性は、地球環境保護にも貢献 | |
美しい外観 | 足元の輝きは、美しさと共にクリーンな企業イメージを演出 | |
5年間保証 | アルコア鍛造アルミホイールは、すべて5年間の品質保証付き |