アルコアは長年にわたってISOホイールの生産をしてきました。アルコア鍛造ホイールはポスト新長期排ガス規制に適合する大型トラック・バスにも対応しています。
これまでアルミホイール装着のために、ホイールボルト交換にかかる費用や時間を必要としていました。このたびアルコアホイールでは、 スチールホイールからアルミホイールへの交換を簡単に行うことができる「アルコア・レトロフィット・マウンティング・システム」を開発いたしました。 装着コスト・時間の短縮を可能にした当システムを是非ご検討ください。
アーコニック・ジャパン株式会社(2016年11月にアルコア・ホイール・プロダクツ・ジャパン株式会社より社名変更)は2006年より小型トラック・バス用として、17インチの鍛造アルミホイールを販売開始した。
現在では、この17インチに加え16インチがラインアップされ、さらに幅広い車種への装着が可能となっている。
大型ホイールと同じシャープなフォルムにすっきりとしたデザイン。表面はアルコア独自の鏡面仕上げ。美しい輝きで足元を引き立てている。
もちろん、一体鍛造アルミホイールは、外観の美しさだけではなく、強度に優れ、走行時の安定性が良く、軽量化にも貢献する。
左の写真は、欧州タイプカーテンサイダー型トレーラへの装着例。
言うまでもなくカーテンサイダー型にする最大の理由は、大きな積載量が確保できる事にある。さらにアルミホイールにすることで、大型車両11輪(スペア含む)なら、157kgの軽量化が実現することが可能だ。
さらに、アルミホイールにする利点はそれだけではない。
スチールホイールに比べ、約4倍の強度があることに加え、軽量化によって大型車両ならば、3%以上の燃費向上により、コストの削減につながるのだ。
その他にも、アルミは耐蝕性に優れサビに強く、塗装等のメンテが不要。また軽量かつ真円度の高さは、ハンドリングと車両扱いを楽にする。足元の輝きは、美しさと共にクリーンな企業イメージを演出するなどのメリットがある。
「デュラ・ブライト」はアルコア独自の技術による最先端の表面処理技術を用いた鍛造アルミホイール。「鏡面仕上げ」はそのままに表面特殊加工を施し、汚れや腐食に対してこれまでのコーティングにはない性能を発揮する。
アルコア・デュラブライト・XBRテクノロジーにこれまで表面塗装やクリア・コーティングで処理しされていた加工とは異なり、特殊処理によりアルミ合金素材自体にコート層を作り出す。
これにより、塗装やクリア・コーティングで問題となっていた剥がれやヒビ、腐食、表面欠け等を起こしにくい表面処理となっている。
この技術により、これまで日ごろの手入れが必要となっていた磨き作業の手間が省け、中性洗剤等を用いた水洗いで美しい表面光沢を保つことが出来る。
鍛造アルミホイールはスチールホイールに比べ、19.5インチサイズの場合1輪で約10kg軽く造られている。
そのため、車輌全輪(スペアタイヤ1本含む)では、約130kgもの軽量化につながる。
バネ下重量の軽量化はバネ上よりも大幅に効果的であることから、積載量のアップや燃費削減を可能にする。
鍛造アルミホイールは金属組織密度が高く、バネ性も高いため、溶接構造のスチールホイールに比べ、
約4.3倍も耐荷重性・耐衝撃性がすぐれている。
また、アルミニウムの特性からサビに強く、特に融雪剤を使用する地域や海岸沿いなどの車輌に効果がある。
鍛造アルミホイールを装着した車両はスチールホイール装着車に比べ、軽量化などの要因により
約6%の燃費向上が図れる(メーカー調べ、エコタイヤ装着、主に高速道路を長距離走行した場合)
さらに鉄に比べ熱伝導率が3倍もすぐれているため、走行中のタイヤやブレーキから発生する熱を効率よく放出でき
足廻り部品全体の長寿命化が図れるなど、様々なコストを削減できる。
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■スーパー・シャイン・アルミナム・ポリッシュ ■ヘビー・デューティー・アルミナム・ウォッシュ アルコア鍛造アルミホイールの日常のお手入れに |
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■ディスクメイトホイール・プロテクター アルコア・ディスクメイトは、ハブの取り付け面とホイールの間、又は複輪のホイール間に装着し、ホイールのディスク面を傷や汚れ、錆などから保護する目的で使用します。 また、ホイールとハブの接触面の微妙な隙間から生じる異音対策としても有効です。 |