今、トラックの環境負荷の低減としてCO2削減、さらには運送事業者にとっても大幅なコストダウン効果があるとして注目を浴びているのが、東京電力が積極的に推進する「外部電源式アイドリングストップ給電システム」だ。
これは、簡単に言えばエンジンをかけたまま待機する機会の多いトラックの冷暖房に、外部から直接電力供給することによってアイドリングを抑止しようというもので、全国に21拠点87基が設置され、168台が同時利用可能となり、今後も利用可能な拠点は増えていく予定のようだ。(平成21年3月末現在)
当該システムは、すでに多くのマスコミで紹介されているが、実際の使い勝手やその効果が今ひとつよく分からない。そこで今回、東京電力鰍ネらびに給電スタンドを設置した鞄兼本宇佐美 第二湾岸千葉新港SS店の協力のもと、ユーザーと設置店の担当者にインタビューを得ることができた。
■ 取材協力:富士運輸株式会社
・株式会社宇佐美鉱油
|