特集「企業訪問 ~小平産業株式会社~」

企業訪問の第一弾は、小平産業株式会社。 1938年創立の大変歴史ある企業である。
半世紀にわたるダンプボディの製造、世界最高水準といわれる安全性能を誇る製品を拝見しに、
栃木県小山市の本社・工場に伺った。

車両へのこだわりはもちろんだが、まず最初に驚かされたのが同社社員皆さんの丁寧なご対応である。
すれ違う社員の方々が立ち止まってご挨拶してくださるその社風は、一朝一夕でできるものではない、すばらしいものだと感じた。

それでは、大好評のダンプトレーラ「バラ積み緩和2軸車 バーチカルダンプトレーラ GVW30トン」などの製品を交えながら
同社工場、そして同社のダンプトレーラを創り出す名工たちの様子をご紹介しよう。

バラ積み緩和2軸 アンチコ型バーチカルダンプトレーラー GVW30トン

GVW30トン GVW30トン
GVW30トンタイプのセミトレーラ
バラ積み緩和により最大積載量が増大したが、小回りのきく2軸・GVW30トンタイプのセミトレーラが注目されている。
ダンプトレーラなどで業界トップクラスのシェアを誇る同社ならではの、現場を知り尽くした製品である。
土砂ならびに産廃、飼料、化成品、燃料等、様々な運搬に対応していると大好評であるという。
当然のことではあるが、基準内車両やGVW36トン車も不動の人気だ。コダイラブランド、やはり強い。
GVW30トンタイプのセミトレーラ

コダイラのクルマを生み出す最新鋭の設備、そして熟練の技

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ダンプ同様、業界トップクラスを誇る平ボディ製作の様子。この中型工場では、月産500台の生産能力を持っている。
何度も確認をしながら非常に丁寧に作業をすすめていた社員の方たち。


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最新鋭の設備がどの工場にも多数導入されている。
写真左はシリンダーを生産する、スカイビング&ローダーバニシングマシン(深穴内面仕上げ加工機)。
同社は架装だけではなく、シリンダー、PTO、トランスミッションなど、機械部品も製造している。
写真中央は、レーザー加工機。ダンプなどに使用されるスウェーデン鋼をカッティングするために使用されている。
高純度高品質・優れた平坦度を持つことで知られるスウェーデン鋼だが、
同加工機の導入により、複雑かつ正確なカッティングが可能になった。
生産の合理化および品質の向上に役立っているという。


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特装工場でベッセルをトレーラシャシーに架装している様子。
これが有名なオールアルミ製のダンプボディーである。軽量化かつ耐蝕性に優れている。


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小平産業株式会社 会社紹介

会社名
小平産業株式会社
http://www.kodaira.co.jp/
代表者
代表取締役会長 小平 公重
代表取締役社長 栗栖 徳征
創立
1938年(昭和13年)10月25日
本社・工場
〒323-8611  栃木県小山市稲葉郷1341-1
出張所
札幌・帯広・長野・静岡・福岡
営業品目
セミトレーラー型自動車/ダンプボディー/ウイングボディー/平ボディー/脱着ボディー/各種自動車ボディー/各種シリンダー/冶具、工具/各種P.T.O・トランスファー/精密機械部品
小平産業株式会社