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株式会社タダノは、スライドキャリヤ エスライドのハイブリッド仕様「SS-38」を開発した。スライドキャリヤのハイブリッド仕様は業界初。発売は2011年4月を予定している。
同社は、「CO2削減」「低燃費」「低騒音」の方向性のもと、環境対応機種の開発に力を入れており、最近では2010年9月、環境と安全に特化した大型カーゴクレーン「Zest ZE500シリーズ」のプライムエコ仕様を発売開始した。
そのカーゴクレーンに続き、今回は車輌運搬車である、エスライド「ハイブリッド仕様」を発表した。
このエスライド「ハイブリッド仕様」では、車両エンジンからの動力で駆動するPTOモードと、新たに装備したバッテリとモータで駆動する電動モードとを、作業環境に合わせて選択できる。これにより電動モードでは、低騒音で車両の積み下ろし作業を行うことができ、また作業時のCO2排出及び、燃料消費は共にゼロとなる。閑静な住宅地や、深夜の作業、更には屋内での作業など、様々な作業環境へ配慮した。
電動モードとPTOモードの2つの動力モードを装備。電動モード時は、低騒音での作業が可能であり、作業時のCO2排出&燃料消費ゼロを実現。
また、電動モードではスライドする荷台部に音色の優しい警報ブザー、PTOモードは従来の警報ブザーを採用。
電動モードはPTOモードに比べ、作動騒音値を最大で約13dB抑えている。周囲環境に配慮した55dB以下の作業空間を提供。
エンジン駆動時に、車両バッテリの充電を優先しながら、動力バッテリを自動充電する。帰庫後、追加充電の必要がない。
パーキングブレーキを解除すると、電動モードでは作動しない。走行中の誤作動を防止。
エンジン駆動時に、車両バッテリの充電を優先しながら、動力バッテリを自動充電する。帰庫後、追加充電の必要がない。
電動モードの作動時間が、キャブ内配置のアワメータに表示。各種メンテナンス時期が確認できる。
電動モードの作動時間が、キャブ内配置のアワメータに表示。各種メンテナンス時期が確認できる。