中型冷蔵ウィング専用冷凍機CHILNOは、日本フルハーフの中型冷蔵ウイング「WING ACE Cool(ウイングエースクール)専用の冷凍機として開発された。
トラックボディのメーカーである同社が、冷凍機の製造にまで足を踏み入れた理由は「ボディに最適な専用の冷凍機があれば、より軽量で高効率の冷蔵ウイングが提供できる」ということに他ならない。
2011年の東京モーターショーでも展示されたのでご存じの方もいるかと思うが、トレーラを材料から徹底して見直しアルミを最大限に採用したのが、この「次世代アルミトレーラ」だ。アルミ化の利点は積載量だけではない。軽量化=燃費の向上、清潔、耐久性のアップなど、その恩恵は計り知れない。
まだ開発中にもかかわらず、引き合いは後を絶たないという。
日本フルハーフ株式会社は、中国山東省龍口市に本社を置く「ツォンリン集団有限公司」や「日本軽金属株式会社」など、日中5社の合弁によりトレーラの製造販売会社「山東ツォンリン福禄好富汽車有限公司」を設立した。 日本フルハーフは日本国内におけるトラック架装事業において約半世紀の業歴を持ち、ウイングルーフ車では国内トップのシェアを有しており、また、そのトラック架装で培った技術力・開発力を生かし、トレーラ分野においても実績を上げている。またツォンリン集団は、アルミ押出形材をはじめ、セメント、ゴムなどの産業用素材および機械装置の製造販売などを行う企業グループで、その中にトラック架装、トレーラ製造販売を行うツォンリン汽車有限公司(以下「ツォンリン汽車」)、また押出形材の製造販売を行うツォンリン絽材有限公司を有し、それぞれの事業拡大を図っている。 |
これまでに日本フルハーフのコンテナビジネスとしては、コンテナの中で植物を育てる「コンテナ植物工場」や拡張式で手術室など様々な医療空間として被災地でも活躍している「医療コンテナ」などを手掛けてきた。 このたび開発されたのは、国内初のコンテナデータセンターだ。クラウドコンピューターの普及、災害時の事業継続が求められる中、機動性に優れた屋外設置可能となっている。 このコンテナデータセンターは、外気温度−20℃から+40℃の幅広い環境にて運用ができ、間接外気冷却を取り入れた新空調システムにより、業界トップクラスのPUE=1.1※を達成する。 加えて、コンテナの筐体のみではなく、空調・ラック(8台)・電源設備・監視機能などを一体化したモジュールとして、コンテナデータセンターの発売を目指すという。 ※PUE:データセンター全体の消費電力 ÷ IT機器の消費電力 ■「コンテナデータセンター」の詳細はこちら |
---|
商 号 | 日本フルハーフ株式会社 http://www.fruehauf.co.jp/ |
設 立 | 昭和38年10月19日 |
本 社 | 〒243‐0281 神奈川県厚木市上依知上ノ原3034 TEL.046(285)3111 FAX.046(286)8800 |
資 本 金 | 10億250万円 |
株 主 |
日本軽金属株式会社66%、いすゞ自動車株式会社34% |
事 業 内 容 | 1.被牽引車、各種自動車用車体、各種コンテナ及び関連製品の製造・販売 2.前号各製品の賃貸及び古物売買 |
製造・販売品目 | 各種バンボデー、各種トレーラ、各種コンテナ等の製造・販売 |