PICK UP!トレーラー

株式会社 花見台自動車の海コントレーラー|安全輸送・輸送合理化・コストダウン、環境を考えると、花見台のトレーラーが見えてくる。

スライドボディのパイオニア、花見台自動車は、昭和47年に1号車を試作開発して以来、一台積みの車両運搬車市場を牽引してきたマーケットリーダーである。今ではセフテーローダの名で知られているが、実績はもとより、培ってきた知識と経験、製品化へのノウハウは高い技術力を誇る。その花見台自動車が絶対の自信を持って開発したのが、24t積載20ftコンテナセミトレーラと45ft国際海上コンテナ対応マルチコンテナトレーラだ。


24t積載20ftコンテナセミトレーラ3軸型の1軸を減らしグースネック上のバランスウエイトを取り外した新しい2軸車を開発

ショートホイールベース型 HCD241 リーフサスペンション
ショートホイールベース型 HCD241 リーフサスペンション
3軸ISOフル積載(30.48t) HCT303 リーフサスペンション
3軸ISOフル積載(30.48t) HCT303 リーフサスペンション
24t積載20ftコンテナセミトレーラの特徴

都市部での旋回性能の向上、物流ターミナルでのフォークリフトでの荷役作業に対応

1.
24t積載20ftコンテナ用トレーラを2軸車で軸重超過なしで実現。連結全長12m以内も実現可能。
2.
グースネック部分からフレーム幅を広げた“コブラネックフレーム”を採用することにより、トラ クタとの後まわり半径の連結性を向上。
3.
第5輪荷重の適正化、後軸重9.5t以内で収まりトラクタの連結全長12m以内も実現可能。
4.
軸重が基準内であるため車両総重量の基準緩和を受ける事ができる。
5.
車両重量4000kg以下、車両総重量28t以下となり従来の24t積載の20ftコンテナ用トレーラ3軸車型の車両重量6500kg超、車両総重量30.5t超と比較して約3tの軽量化を実現。
6.
従来の3軸車は第5輪荷重が小さくなりトラクタの駆動軸重が不足してしまうので、グースネック上部に約2tのデットウエイトの搭載を余儀なくされるが、このHCD240はトレーラ前軸(キングピン荷重)に充分な荷重が掛かる為、この2tのデットウエイトの撤廃とトラクタの駆動軸に充分に荷重が掛かる事による安定した走行性能及び制動性能を確保するなど、高度な重量バランスの適正化により軽量化と車両の性能向上を同時に実現した。
7.
コブラネックフレームにより、20ftフル積載で、連結全長11.5m以内、リアバンニングを実現。カウンターウェイトも必要なし。
花見台自動車が開発した20ftコンテナセミトレーラの最大の特徴は「軽量化」であろう。軽くすることによって得られる恩恵は計り知れない。当然ながら燃料の節減につながり、タイヤにかかる負担も軽減される。これによりタイヤの寿命も延びランニングコストの低減につながる。もちろんそれら経費の節減だけではなく、CO2の削減にもなるのだ。
かといって、単純に軽くすればいいという問題ではない。コンテナを運ぶだけに、充分な安全性の確保が必要だ。その点、花見台自動車は抜かりが無い。高度な重量バランスの適正化により軽量化と車両の性能向上を同時に実現させている。 「使用する運送事業者が何を求めているのか」。顧客にきわめて近いところで車輌開発する。これこそが花見台自動車の最大の強みなのかもしれない。

45ft国際海上コンテナ対応マルチコンテナトレーラ

45ft国際海上コンテナ対応マルチコンテナトレーラ
45ft国際海上コンテナ対応マルチコンテナトレーラの特徴

日本の交通法規に適合

1.
花見台自動車開発の新しいトレーラと超低床トラクタにより日本の交通法規に適合。
大幅に制限が緩和される。
2.
十分に掛かる駆動軸重により、様々な路面でも安定した走行性能を確保。
3.
材料の輸入、製品の輸出が効率的になり、物流コストの低下、製品の国際競争力向上につながる。
4.
45ft、40ft、30ft、20ft×2と様々なサイズのコンテナに対応
(右の写真参照)。

花見台自動車の45ftトレーラの開発は、台車部だけにとどまらなかった。いすゞ自動車の3軸低床トラクタを改造し、オリジナルの超低床化を実現したのだ。

もともと日本の道路は、45ftなどという大型のコンテナトレーラが走ることを想定していなかった。そのため様々な規制・制限が存在する。それどころか、条件付で特別通行許可してきているため、非常に複雑な仕組みとなっている。

もっと便利に国際規格のコンテナを運ぶ手段はないものか・・・花見台自動車のチャレンジの原点だ。


企業情報

社名
株式会社花見台自動車
所在地
〒970-1144 福島県いわき市好間工業団地23番地の1
TEL
0246-36-7211
E-mail
iwaki@hanamidai.co.jp
代表者
代表取締役 能條健二
設立年月日
昭和40年4月
資本金
2,800万円
事業内容
セフテーローダ・トレーラー製造販売・中古車輌販売