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タダノ、チリ・イースター島へのクレーン寄贈

2019年12月12日(木)


(左)駐日チリ共和国大使 フリオ・フィオル氏(右)同社 代表取締役社長 多田野 宏一氏
 株式会社タダノは2019年、創業100周年を迎えた。その記念事業の一環として、かねてから縁のあるチリ・イースター島へ3台目のクレーンを寄贈することとし、12月9日に駐日チリ共和国大使 フリオ・フィオル閣下を同社に招き記者発表を開催した。

「クレーンがあれば倒れたモアイ像を起こせるのに」。イースター島の知事が日本のテレビ番組の取材で発した一言がきっかけで、同社は1991年から「モアイ修復プロジェクト」に取り組み、イースター島へラフテレーンクレーンを寄贈。チリ政府や考古学者などの協力のもと、1995年に15体のモアイ像が祭壇に立った(アフ・トンガリキ)。
 その後もイースター島と同社との友好関係は継続しており、「クレーンが壊れた」との知らせを受け、2005年には2台目となるラフテレーンクレーンを寄贈した。
 このたび、同社が創業100周年を迎えたことを機に3台目となるラフテレーンクレーンを寄贈した。