太陽運輸倉庫(本社・鹿児島市)は、10月1日づけで創業者の重久紘三社長が代表取締役会長に、重久修一氏が代表取締役社長に就任した。
重久会長は1968年に鹿児島県職員から一念発起して太陽小型運送(現太陽運輸倉庫)を設立。本社所在地の鹿児島と、九州経済の中心地である福岡に拠点をおく「2眼レフ体制」の経営で事業を展開し、今日の経営基盤を確立してきた。現在は鹿児島以外に福岡支店と福岡物流センター、佐賀県の鳥栖に第一ならびに第二センター、宮崎にも物流センターがある。大分、熊本、長崎は鳥栖の拠点から配送して九州全域をカバーするという体制だ。宮崎のセンターはコンビニ配送をしているが、今後は一般物流にも参入していく方針である。しかし、九州を経営基盤にした事業展開でも、東京など荷主の本社にアプローチすることが必要と考えている。
新社長も従来からの基本路線を踏襲しつつ、時代の変化に対応する経営を進めていく。 |