トラック運送業界では安全性優良事業所(Gマーク)やグリーン経営の認定・認証取得の普及に取り組んでいる。企業の社会的責任や顧客サービス向上、業界のレベルアップのためにも必要なことだ。一方、経済のグローバル化が進んでいる。国内の物流も輸出や輸入と連結した貨物が増えてくる。つまり国内輸送といえども国際物流という一貫した流れの中の一部になってくる。国内だけでトラック運送や物流事業をおこなっていても、荷主ニーズとしてはグローバルスタンダードのサービスレベルを求めるようになってくる。したがって安全、環境、品質(大手企業では会計基準)など、可能であればISO認証の取得が望ましい。
このような中で茨城乳配(本社・茨城県水戸市、吉川信治社長)は、今年7月18日付けで本社、千葉営業所、宇都宮営業所でISO39001を同時に認証された。『安全・安心・共存』という同社の経営理念の一番最初にある安全の可視化である。
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