ドライバー不足が懸念される中で女性労働力の活用が注目されている。また、大都市圏では配送車両が小型化する傾向もある。そのような中で、女性ドライバーを主力として軽自動車による配送業務を行っているのがなでしこTOKYO(本社・東京都千代田区、宮内由紀子社長)。配達時のマナーなどが厳しい配送を中心に事業展開している。
同社の設立は2014年10月22日なので、今月でちょうど1年になる。会社を設立して約2カ月が経った昨年12月19日に「なでしこ」を商標登録出願し、今年6月26日に商標登録することができた。女子サッカーで知名度が高い「なでしこ」で、良く商標登録ができたと感心するが、「よく言われます」(宮内社長)とのこと。会社は設立したものの、募集はゼロからのスタートだった。むしろ営業活動の方が先行していたようで、マナーが重視される高額弁当の宅配など、女性ドライバーに向いた荷物の営業開拓に力を入れてきた。
|