女性ドライバーの採用に力を入れる事業者が増えつつある。女性ドライバーは荷役作業がハンディになるため、宅配便などの小口荷物やキャスターのついたカーゴテナーで納品する店舗配送などで多く採用されている。また、ドライバーが自分で荷役作業をしないダンプや海上コンテナ輸送なども女性ドライバーの働きやすい分野だ。
海コンや工作機械などのトレーラ輸送をメインに事業を行っている桜運輸(愛知県弥富市、細江良枝社長)では、女性ドライバーを積極的に採用するために、2014年6月から女性支援プロジェクト「木桜咲弥(このはなさくや)」を社内に設置して、女性ドライバーが働きやすい環境整備などを進めている。同社の女性ドライバー支援プロジェクトでは、この間、様ざまな取り組みによって女性ドライバーが働きやすい環境整備などを進めてきた。その結果、約1年半の間に6人の女性ドライバーを新たに採用し、現在は8人になった。
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