フライスター物流(本社・神奈川県藤沢市、富永義男社長)は、首都圏エリアでドライ食品や飲料の共同配送を中心に事業を展開している。同社では安全への姿勢を具体的な形として見える化するため、一昨年4月からGマーク認定取得に向けた取り組みを始めた。その結果、同年12月には厚木営業所で安全性優良事業所の認定を取得。所属車両は昨年1月からGマークをつけて走行している。
Gマーク認定の取得からちょうど1年が経ったので、同社の事業概要や安全への取り組みなどについて取材した。フライスター物流の設立は1989年。設立当初は、パン粉のトップメーカーであるフライスターの商品を中心に、首都圏の食品問屋などへの配送からスタートした。その後、食品メーカーなどの取引先を開拓して共同配送を実現した。その結果、年商約12億円(2016年3月期)のうち、現在ではフライスター以外の荷主からの売上比率の方が高くなっている。
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