ドライバーの労働時間短縮は大きな課題である。しかし、具体的にどのように取り組むかは各社の条件の違いによって異なってくる。柳川合同(本社・福岡県柳川市、荒巻哲也社長)では、高速道路利用、モーダルシフト(フェリー)さらに中継輸送を組み合わせて労働時間短縮に取り組んでいる。柳川合同は利用運送と倉庫業で、実運送は関連会社の柳川合同トランスポート(東大阪市)、合同サービス(柳川市、大川市、大刀洗町、佐賀市)、関東柳川合同(埼玉県吉川市、杉戸町、神奈川県平塚市)が行っている。柳川合同トランスポートは10t車を主に108台を保有して長距離輸送中心の事業。合同サービスは2t車を中心に52台を保有して九州における共同配送や定期配送。そして関東柳川合同は、大型車28台と2t車7台の35台を保有して長距離輸送や共同配送を行っている。同グループには、その他にハーティーカンパニーという関連会社もある。
|