ドライバーの確保が重要な課題になっている。労働時間の短縮を進め、賃金水準も上げていかなければならない。そのような中で、以前から多様な働き方とそれに応じた給料の設定をしている事業者がいる。この事業者は雄山陸運(神奈川県海老名市、山村仁社長)で、同社ではさらに就業形態の多様化を進め、今年から変形労働制を導入して週休3日や週休4日の正社員採用を始めた。それに先立って変形労働制の募集は昨年12月23日から自社のホームページやインディード(Indeed)にUP。取材時点では1カ月に満たないが、それでもすでに20人の応募があり、そのうちの5人を採用した。採用者のうち週休3日での雇用契約者は、昨年12月末までに面接して1月から勤務している。雄山陸運の変形労働制導入の背景や、同社の業務内容と多様な勤務パターン、それらを可能にしているオペレーションや管理などを見ることにしよう。
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