北陸トラック運送(本社・福井市、水島正芳社長)は、福井市新開町に建設していた福井物流センターを5月1日に竣工、5月5日から本格稼働に入った。同センターは生協の支所に日用雑貨、化粧品、衣料品などを供給する拠点機能をもつ。従来は上細江町の本社センターで北陸3県の生協支所への仕分けなどを行っていた。しかし、同社では北陸3県に加えて新たに滋賀県(全域)と京都府(京都生協の北部の日本海寄り)もカバーすることになった。そこで本社から約2q離れた新開町に新センターを建設し、北陸3県の機能も移転、集約したもの。新センターは敷地面積が1万1550u、延べ床面積が4700u(ひさし部分を含む建築面積は5640u)の鉄骨造り平屋建て。金沢から敦賀まで北陸新幹線が延伸されれば、車窓からよく見える位置に立地している。だが、線路から500m以内のために「社名などの看板の大きさが制限されてしまった」(水島社長)という。
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