UDトラックス、広島カスタマーセンター開業
2022年1月12日(水)
UDトラックス株式会社(本社:埼玉県上尾市、代表取締役社長:酒巻孝光)は1月6日、広島県にある広島カスタマーセンターをリニューアルオープンした。本施設は中国地区の物流を止めないことを目的に、中四国の中で最大の都市である広島市で整備対応力を上げ、トラック輸送で地域経済や人々の生活に貢献する。
同センターは、広島港から約3km、広島市役所から約5kmと広島市中心部に近接する広島近郊の物流を支える大型施設。広島は九州から大阪へ走行する車両の通過地点としては最大の都市であり、同施設が開業する「広島イノベーション・テクノ・ポート2」は複数の企業の物流拠点となっている。
同社は今回、中四国エリアの物流拠点に出入りするトラックの整備における利便性を高め、ユーザーに対するサービスの向上と従業員満足度向上に寄与するため、同社の広島カスタマーセンターをリニューアルオープンした。
<広島カスタマーセンターの特徴>
リニューアルオープンした同センターは、敷地面積が8,777平方メートル、延べ床面積は4,714平方メートル。事務所や検査棟なども含めベイが横一直線に配備されており、生産性を大幅に高めることを実現した。同施設内には最新の3柱リフトを採用した車検ベイが4本、一般ベイが8本、その他車検ライン、塗装ベイ、板金ベイ、洗車場を設け、ユーザーの要望に高品質に即応できる整備体制を整え、顧客満足度の向上を目指す。
3階部分には屋上駐車場を設け、上尾工場から納車された大型トラック「クオン」のトラクターのヘッド部分が走行可能な補強が施されている。また、従業員の憩いのスペースとして緑地帯を設け、働きやすい環境づくりにも寄与した。
同センターは中四国のビジネスをけん引していく拠点として、同地域の中で最大の都市である広島市での整備対応力の底上げを図り、生産性2割向上を目指す。
中四国支社長の両角祐栄氏は「吉島の地で52年間事業を営めたのはお客様に支えていただいたおかげです。これからも感謝の心を持ち続けると共に、観音の地で新しい歴史を切り開くため最強のスタッフ、最新の設備、最大限のサービスを準備しお客様サポートに尽力してまいります」と述べている。
また、同センター長の大田祐司氏は「旧整備工場は老朽化し手狭になっていたため、100%の実力が発揮できていませんでした。リニューアルによって最新設備のある工場で実力を発揮し、お客様に十分なサービスを提供したいと思います。また、リニューアルによりスタッフ全員のモチベーションが向上しています。良い仕事を継続することでお客様に選ばれ続けるカスタマーセンターを目指します」と述べた。
<広島カスタマーセンター概要>
住所:広島県広島市西区観音新町4丁目10番66-5
カスタマーセンター長(敬称略):大田祐司
営業時間 :月〜金 9:00~17:30(日・祝定休、土曜不定休)
総ベイ数 :16ベイ