2022年6月14日(火)
いすゞ自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:片山正則)は、「大型LNG※1トラックの量産車開発」による環境負荷低減への取り組みが評価され、一般社団法人日本物流団体連合会が主催する、第23回物流環境大賞※2において、「日本物流記者会賞」を受賞した。
LNGを燃料とする、国内商用車メーカー初の量産型大型トラックの「ギガLNG車」は、ディーゼル車と比較して、都市間輸送時のCO2排出量を約10%削減し、環境負荷低減に貢献する。また、液化燃料であるLNGは、ディーゼル車とほぼ同等の時間で充填が可能。さらに、燃料の搭載効率も良いことから、1充填あたり1,000km超の航続距離を実現している。
同社は、これまで約30年にわたって、エネルギーセキュリティおよび環境負荷低減の観点から、天然ガス自動車の開発と普及促進に取り組んできた。LNGの環境性能とこれまでと同等の使い勝手を有する「ギガLNG車」を、カーボンニュートラル社会への移行期における選択肢の一つと同社では考えている。
※1 LNG(Liquefied Natural Gas=液化天然ガス)は、天然ガスを-162℃以下で冷却して液化させたものであり、燃焼時に発生するCO2排出量が化石燃料の中で最も少なく、環境負荷が小さいクリーンなエネルギー。
※2 物流環境大賞は、一般社団法人日本物流団体連合会が主催し、物流部門において、優れた環境保全活動や環境啓発活動、あるいは先進的な技術開発などを行なうことにより、環境負荷軽減の面から物流業の発展に貢献された団体・企業または個人を表彰する制度。
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