UDトラックス 大手顧客向けにボルボ・トラックの販売を開始
2010年3月1日(月)
UDトラックス株式会社(2月1日に、日産ディーゼル工業株式会社より社名変更 社長:竹内 覚)は、ボルボ・トラックの日本での拡販を目指し、2010年2月15日より販売を開始した。
具体的には、UDトラックス株式会社の国内販売部門がボルボ・トラック正規販売ディーラー全9社ならびに正規サービスディーラー全56社の活動をサポートすると共に、国内販売子会社であるUDトラックスジャパン株式会社(2月1日に、日産ディーゼルトラックス株式会社より社名変更 社長 田中慶次郎)を通じて大手顧客を対象にした販売活動を開始。販売は同社のフリート営業部が担当し、販売車両は長距離輸送向けの大型トラックのボルボFH、近距離、地場輸送に最適な大型トラックのボルボFMのトラクタ。
また、顧客の利便性を向上させるため、現在、UDトラックスジャパンの仙台(宮城県仙台市)、川口(埼玉県川口市)、甲府(山梨県甲府市)、愛知(愛知県名古屋市)の4拠点で対応しているボルボ・トラックのアフターサービスをUDトラックスジャパンの主要拠点で実施する体制を確立する予定。
尚、今後もボルボ・トラック正規販売ディーラーならびにサービスディーラーは、ボルボ・トラックの販売および整備業務を従来通り取り扱う。
<会社名の変更とブランド名の統一>
日産ディーゼル工業株式会社(社長:竹内 覚)は、2010年2月1日付で社名を「UD (ユーディー)トラックス株式会社」(英文表記:UD Trucks Corporation)に変更した。
また、ブランド名であるニッサンディーゼルも、社名変更と同時に北米などで使用しているUDトラックスに統一。
合わせて、代名詞であるUDマークも全て新しいロゴマークに置き換えた。
新社名並びに新ブランドであるUDトラックスの意味は、同社の基礎を築いたディーゼルエンジンの名称であり、同社のビジョン「究極の信頼(Ultimate Dependability)」の頭文字である「UD」を継承しつつ、トラックビジネスを更に発展させていく決意をこめたものとなっているという。
今回、社名とブランド名を変更した理由は、新ブランドとなりますUDトラックスをグローバルなトラックブランドとして位置づけ、ボルボグループにおける有力なブランドとして一角を担い、世界のトラックブランドとして不動の地位を築いていく為。
同社は1935年に日本デイゼル工業株式会社を創業以来、鐘淵デイゼル工業株式会社、などを経て、現在の日産ディーゼル工業株式会社を社名とし、ニッサンディーゼルのブランドと商標としてのUDマークを掲げて事業を展開してきた。
社名とグローバルブランドを一本化すると同時に、グループ会社で「日産ディーゼル」を冠する企業も「UDトラックス」を冠する名称に変更する。
更に国内外のブランド、ロゴマークも統一することでグループの全ての企業活動を新ブランドの価値向上に繋げるという。