いすゞ、「MIMAMORI ドライバー向けアプリ」のサービスを開始
2022年1月28日(金)
画面イメージ
いすゞ自動車株式会社(本社:東京都品川区、社長:片山正則、以下「いすゞ」)は、商用車におけるコネクテッド技術を活用し、商用車のお客様の社会課題解決に貢献する新たなサービスとして、国内商用車メーカー初※1の運行管理スマートフォンアプリ「MIMAMORIドライバー向けアプリ」を、2022年3月1日より、全国一斉に運用を開始する。
「MIMAMORI ドライバー向けアプリ」は、商用車テレマティクス「MIMAMORI」と連携したスマートフォンアプリ。新しいサービスとして、運行前の日常点検と荷役作業の機能を追加し、このアプリを利用することで確認作業を効率化することができる。日常点検機能は、2019年に発表した日常(運行前)点検アプリ「PRE START CHECK」のトライアルを通じて改良を重ねたもので、これまで二人で実施していた点検作業を一人で行うことが可能になり、省人化と作業時間の短縮を図ることができる。更に、スマートフォンで点検データの記録管理を可能とした。また、従来の「MIMAMORI」の機能である労務管理、位置情報も本アプリで利用可能。※2
※1 同社調べ
※2 本スマートフォンアプリは、商用車テレマティクス「MIMAMORI」の契約者様のみ利用できるサービス。(いすゞ車以外でも利用できる)
■「MIMAMORIドライバー向けアプリ」について
1.機能概要
(1)日常点検
車外からスマートフォンでターンシグナルランプやヘッドランプ、クリアランスランプ、ストップランプの灯火を操作※3し、目視確認を実施することで、一人作業が可能となる。アプリ内に記録された結果は、「MIMAMORI」との連携により帳票として出力することが可能。また、作業点検手順もアプリ内で確認できるため、点検に不慣れなドライバーでも、正しい点検を行うことができる。
※3 日常点検機能に含まれるランプ点灯の確認を行う場合、別途指定無線LANの部品購入が必要。また、本作業を実施できる車種は、17.0年式以降のGIGAのみ。
※点検作業にあたっては、周囲の安全に注意するとともに適切な服装や保護具の着用のこと。
(2) 荷役作業
2019年「貨物自動車運送事業輸送安全規則」改定に伴い、荷待時間や荷役作業の記録、荷主の確認・署名ができるようになっている。これらの記録、荷主の署名は、「MIMAMORI」の運転日報に自動的に反映する。
(3) 労務管理
勤務状況をドライバー自身で確認することができる。前回までの勤務実績を基に、一日あたり、一週間あたりの運転時間や必要な休息時間等が一目で分かるようになる。
(4) 位置情報
目的地までの最短ルートや所要時間等を確認できる。地図上には自分の車両だけでなく、同じ事業所内の他の車両、渋滞情報、降水情報、いすゞのサービス拠点、大型車通行可能道路等も確認できる。
2.サービス提供開始日(予定)
2022年3月1日
3.対象
運行管理商品「MIMAMORI」を契約中かつ「MIMAMORI ドライバー向けアプリ」のオプション契約を行ったユーザー※4
※4 日常点検機能に含まれるランプ点灯の確認については、17.0年式以降のGIGAのみ。
4.利用方法
(1) 「MIMAMORI ドライバー向けアプリ」の利用には、申込み・契約が必要。
詳細は最寄りのいすゞ販売会社まで。
(2)契約後、iPhoneのユーザーはApp Store、Android™のユーザーはGoogle Storeから、「MIMAMORI ドライバー向けアプリ」をダウンロードする。※5
※5 スマートフォン端末は自身で準備が必要。また、アプリのダウンロードには別途データ通信費が発生する。
(3)アプリを起動し利用規約に同意後、契約時に発行されたID/パスワードを入力してログインする。
5.利用料金
月額110円(税込)
※上記は契約IDあたりの利用料金。
※アプリ利用に伴うデータ通信費は、自身で負担。
6.対応機種
iPhone: iOS 11以上
Android: Android OS 7以上