同社発表によると、今回発売する電動式塵芥収集車は、2次電池として広く普及していることから次世代電池と比べてコストを抑えられる「シールドバッテリー」を採用することで、塵芥収集車として市場普及を期待できる価格を実現し、低炭素化社会の実現推進に貢献できる商品とした。
廃棄物の収集や排出などの作業は、シールドバッテリーを動力源とした専用モーターで行うため、エンジンを停止させることができ、作業時の二酸化炭素の排出量や消費燃料、騒音などを削減することが可能。
さらに、作業中のバッテリー切れなどを考慮して、モーター駆動とエンジン駆動を任意で切り替えることができるパラレル駆動方式の採用や、家庭用コンセント(100Vもしくは200V)からの充電を可能にするプラグイン方式の採用など、環境性能と利便性を両立した。
今回の電動式塵芥収集車については特許を出願中。
◆主要諸元◆
<プレス式>
適用シャシー 2トンクラス
ボディー容積 4.3立米
投入口の高さ 720o※
投入口の幅 1,430o
積込サイクル 約10秒
排出時間 約15秒
排出方法 強制排出
<回転板式>
適用シャシー 2トンクラス
ボディー容積 4.4立米
投入口の高さ 745o※
投入口の幅 1,435o
積込サイクル 約10秒
排出時間 約12秒
排出方法 ダンプ排出
※架装するシャシー型式及びオプション装着により寸法は変わる
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