日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:カルロス・ゴーン)は13日、産業機械事業の分社検討を開始すると発表した。
本検討は、厳しい事業環境下で持続的に成長していくために、意思決定の迅速化と事業経営の機動力を高めることを狙いとしている。分社により会社組織とすることで、経営の透明性を確立する狙いもある。また分社後は日産自動車の100%子会社とすることで、グループ内のシナジーを維持する予定である。
同社では2010年度中の分社を目指して、検討とあわせて準備に着手する予定である。詳細は決定次第、発表する予定。
<参考資料:日産自動車産業機械事業部門概要>
部門名: 産業機械事業部
事業所: 日産自動車グローバル本社(神奈川県横浜市西区)、同座間事業所(座間市広野台)
事業概要: フォークリフトの開発、製造及び販売
部門設立: 1957年
生産設備所在地: 日本、米国、スペイン、スウェーデン
売上高: 613億円(2009年度実績)
従業員数: 約2,520人 (子会社含む、2010年4月1日時点)
|