1,500kgの最大リフト能力と高剛性を実現し、大型精密機器などの重量物の昇降を可能にしたパワーゲートGⅢ1500を新たに発売しました。
最大リフト能力1,500kgを実現するために、リフトメカの性能を向上させるとともに、リフトアーム等の強度を向上させ、重量物の昇降に対応するキット全体の高い剛性を実現しました。
構造の変更により、剛性を確保しながら、当社従来機種に比べ、キット重量を軽量化し、さらなる積載量の確保を実現しました。
軽量化のポイント
プラットホーム
プラットホームを構成するブロックの構造変更と、ブロック同士の接続部を少なくすることにより、プラットホームの軽量化を実現。
リフトメカニズム
リフトフレーム及びリフトアームの構造変更によりリフトメカニズムの軽量化を実現。
パワーユニットとスイッチパネルを一体化し、リフトフレームに内蔵することで、艤装品取付スペースの拡大とすっきりとした外観デザインを実現しました。
艤装品取付スペースを拡大
すっきりとした外観デザイン
プラットホームの先端形状を変更することで、当社従来機種に比べ、荷積み時のカート台車押し込み操作力を最大約24%※低減するとともに、荷卸しにおけるカート車輪接地時の衝撃を最大約30%※低減させ、荷役作業性を大幅に向上させることで、作業者への配慮も行っています。
※当社測定基準による
「一時アップモード」や「常時アップモード」などの、機能性はそのままに、キャスターストッパの構造を改良することで、カート台車の脱輪を防止し、作業性を確保しました。
積荷を確認しながら、自由な位置でパワーゲート®の昇降・開閉操作が可能なパルコンⅣを標準装備。誤作動を防ぐオートパワーオフ機能を採用し、操作性と安全性の向上を実現しています。
キャスターストッパの操作レバー構造を見直し、操作時に足と接触する面積を大きくすることで、操作性を向上させました。
プラットホームの滑り止め形状を改良し、当社従来機種に比べ、最大約50%※の滑り止め性能の向上を実現。プラットホーム上での作業中のスリップを防止し、安全性を向上させました。
※ウェット時の場合、当社測定基準による
点滅によって機器の状況を知らせるエラーランプをスイッチパネルに搭載するとともに、Bluetooth®を搭載し、当社スタッフによる稼動状況やエラー履歴の確認を可能とし、サービス性を向上させました。