カード不要&ワンタッチ。“簡単”を極めて新型デジタコ新登場。
国交省認定番号:自TDII-33
矢崎エナジーシステム株式会社
矢崎エナジーシステム株式会社(社長:矢崎 航、資本金:3億1,000万円、本社:東京都港区)は、昭和35年(1960年)に日本で初めてタコグラフを販売開始以後、約50年以上にわたるタコグラフ生産供給と約30年にわたるデジタル計装機器の技術開発への取組みにより、運送・運輸業界の安全・環境省エネ運転を実現するためのデジタルタコグラフ市場のリーディングカンパニーである。
デジタルタコグラフ、ドライブレコーダー、運行管理関連ソフト等、運送・運輸業界における多数の販売実績により導入効果を裏付けている。
また、業界ノウハウ習得した要員も充実しており、システム導入だけでなく、運用後のサポートでも業界先端ノウハウを業務運用に活用することができる。
同社では、2013年よりクラウドコンピューティングを活用したネットソリューション型のデジタルタコグラフ『DTG5』を全国一斉に発売開始した。
DTG5は、そんな50年以上の歴史を持つ同社のタコグラフの技術やユーザーの声を結集されて開発された最新のデジタルタコグラフだ。
主な特徴は以下のとおりである。
まずドライバーが機器操作する煩わしさを徹底的に排除した「ノン・オペレーションモード」。デジタコの操作を意識しなくても基本データはしっかり収集できる、これまでにない簡単な運行記録の収集方式である。
また、ワンタッチボタンの操作でさらに充実した情報収集が可能な「ノーマルモード」などデジタコ義務化拡大に備え、やさしい運行管理から高度な運行管理まで、ユーザーに合った様々な運用が可能となった。
さらに運行データは通信で収集されるため、カードが不要。カード紛失や破損、汚れによるデータ読み込みエラーなどの心配がない。
投資負担を最低限に、しかしデータはきっちり。運送事業者やドライバーの利便性が最大限考慮された進化したデジタコ「DTG5」。おそらく、多くのデジタコユーザーから様々な意見を吸い上げ、製品開発に反映させたのだろう。同社の本気がうかがえる。
ETC | 可搬型ALC | SWU2 | 温度センサ | 操作テンキー (DHT4) |
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最後になるが、ここで少し矢崎エナジーシステムのタコグラフの歴史について触れておこう。
現矢崎総業株式会社が国内で初めてタコグラフが開発・販売されたのは1960年(昭和35年)。創業者、矢崎貞美氏がドイツでタコグラフに出会い、ドイツ・キンツレー社とタコグラフ生産の技術提携を結び国産のタコグラフが誕生した。
今から50年以上さかのぼる。
以後、同社では1964年(昭和39年)に磁気式タコグラフ、1967年(昭和42年)に小型タコグラフを発売。タコグラフと言えば矢崎という地位を確立するに至った。そして、1998年(平成10年)、これまでの丸い形状から一変、平型のタコグラフを発売。次いで翌年の1999年(平成11年)に国土交通省承認第1号となるデジタルタコグラフ「DTG1」を発売した。
アナログからデジタルへの扉を開けた同社のデジタルタコグラフも、10数年を経過し今回で5代目となり、いよいよネットワークソリューションの時代へ突入した。
タコグラフの歴史は矢崎の歴史と言っても過言ではないだろう。