ドライバー不足やドライバーの高齢化に加え、1ヶ月293時間という拘束時間の中でどうするか、頭を悩ます事業者が多い。
ドライバーが増えない今、在籍ドライバーの拘束時間内にいかに効率よく動かすか、がカギになっている。
公共交通機関を組み合わせたルート検索・乗換案内、徒歩ナビゲーションサービスや、カーナビゲーションサービスなどで知られる株式会社ナビタイムジャパン。同社は、トラック運送事業者向けに2つのサービスを展開している。
1つは管理者向けの動態管理サービス「ビジネスナビタイム動態管理ソリューション」、もう1つはドライバー向けのスマホアプリ「トラックカーナビ」である。いずれも大型車(12mの単車まで)を考慮したルート検索は、車輌に合った最適な道順と正確な着時間予想(※)をしてくれると好評である。
(※)到着予測時間と、実際に要した時間の差はプラスマイナス5分以内の確立が90%となる。
また、特にトラックNEXT編集部が注目した機能は 「ベテランルート」(管理者向け「ビジネスナビタイム動態管理ソリューション」のみの機能)。 ベテランドライバーが通るルートを学習し記録、営業所内で共有できる機能である。新人ドライバーにベテランルートを設定したスマホを持たせただけで、輸送ルートを覚える期間が大幅に短縮された事例もある。教育担当のドライバーを割けない現状を考えると、画期的なシステムである。
「ドライバーが足りない、採用できない、教育の時間がない」と言っていても始まらない。まずできることからやってみよう。それを実現させてくれるサービスである。
「トラックカーナビ」については、こちらのページでもご紹介しています。 >
道幅の狭い道路や高さ制限のあるトンネルなどを避けたルートを検索することが可能。大型車に合ったルートを提示。
目的地到着までの予定外の大回りを防ぐなどの一助となる機能として利用できる。
訪問先リスト(配送予定表)作成の際、車輌タイプ(大型・中型など)を選択。みやすく、操作もとにかく簡単。わかりやすい作りになっている。
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異なる車両タイプ別に、トラックの通行止め(時間帯規制も含む)・車高・車幅・車長・重量制限など
を考慮したルート検索や、所要時間・走行距離・有料料金の比較、ナビゲーションが行える機能。
事前に車両タイプを登録しておくと保有車両の、最適なルート検索およびナビゲーションが可能となる。
高速料金の削減を考えた車種変更や、繁忙期は中型を中心に台数を増やした配車を行っていたが、閑散期には荷物配分を見直し、台数を減らして大型で配車しよう、といった配車計画の判断に役立つ。
※トラックの通行止め(時間帯による規制も含む)を考慮したルート検索は、クラウド型動態管理サービスの機能としては、日本初。
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配車計画を、複数車両合計の総走行距離・所要時間を比較しつつ、地図上にて巡回経路や配送エリア重複などを確認しながら、簡単に組み換えできる機能。
地図上にて複数車両で比較できるようになるため、配車効率が良くなかったり、配車エリアに重なりがあった場合は、複数車両間で訪問先を簡単に入れ替えることができる。
管理者がPCで作成した指示書が表示される。
ドライバーが車輌タイプを入力する手間はない。
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(地図:株式会社ゼンリン)※画像はイメージで実際のものとは異なる場合がございます。
ベテランドライバーがよく利用する道を学習し、その道を他のドライバーのナビ(スマホ)や、配車計画の際に利用できる。営業所毎に設定可能。
新人ドライバーや土地勘のないドライバーへの教育・指示が簡単にできるため、コスト、時間の削減にとても有効である。
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PCの前にいれば自社車輌の位置 や作業状況が一目で分かるため、状況に応じて的確な指示を出すことができる。
あらかじめ設定した管理者のメールへ、遅延見込みメールが届くため、PCの前にいなくても 遅延状況を詳細に確認し、迅速な対応が可能。メッセージ機能を利用して、運転中でTELに出ることができないドライバーに指示を出すことができる。
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