株式会社ナビタイムジャパンは2016年10月、iOS版のトラック専用カーナビアプリ「トラックカーナビ」の提供を開始した。
この「トラックカーナビ」は、トラックドライバー向けのカーナビアプリ。大型車(※全長12m以下)まで対応しており、通行止め(時間帯による規制も含む)・車高・車幅・重量制限などを考慮したルート検索・ナビゲーションが可能である。
2016年3月にAndroid版での提供を先行しており、今回のiOS対応でほぼすべてのスマートフォンを網羅した。もちろんタブレットでも使用できる。
ドライバーが事前に自車の車高・車幅・全長・重量などの車輌情報を正しく入力すれば、リアルタイムの渋滞情報、交通規制の考慮はもちろん、その車輌が余裕をもって旋回可能な道幅、橋などの重量制限などあらゆる面から考えられたルートを表示してくれる。工事等で常に変わる道路状況も、同社独自の研究、調査を継続しているため、新しいルート情報が常に更新されている。さらにルートだけでなく、コンビニ、ガソリンスタンド情報など、駐車・停車情報も充実しており、同社では今後も情報拡充・機能追加していく予定だ。
アプリ自体も、「利用実態にそった、細やかで充実した情報を利用者に分かりやすいよう表示している点」などが評価され、物流を支える業界の課題解決につながる製品として、2016年のグッドデザイン賞に選ばれた。
Android版トラックカーナビを知った、iphoneを使うトラックドライバーからの「iphone対応はまだだろうか」という要望が予想以上に寄せられ、本来は年末提供開始だった予定を繰り上げ、必死に開発を進めたという。
それでは大型車にも対応、トラック専用カーナビアプリ「トラックカーナビ」の最新情報をご紹介しよう。
繁忙期の渋滞、慣れないルート輸送などのストレスは、トラックカーナビが解決してくれる。
「トラックカーナビ」については、こちらのページでもご紹介しています。
また、管理者向け「ビジネスナビタイム動態管理ソリューション」もご紹介しています。 >
トラック通行止め/車高・車幅・全長・GVWなどを考慮した
ルート案内が可能なトラックドライバー専用のカーナビゲーションアプリ。
同社独自分析による、着時間の正確さがポイントだ。
車輌のサイズ(長さ、幅等)及び旋回前の道路幅、旋回角度から計算される、旋回後に必要な道路幅が、走行先の道路幅未満であれば、旋回可能と判定。
車輌のサイズと道幅を比較し、ある程度の余裕を持って通行できる道のみを案内。
主な機能:
大型車規制データ:
全国
※震災時なども、できるだけ迅速に規制情報・通行可能なルートを表示するように対応している。
対象車輌:
通行申請が不要な単車(小型・中型・大型トラック)
※大型トラックについては全長12m以上の増トン車は未対応
アプリ価格:無料お試し期間あり
※アプリのダウンロード、一部機能は無料。
「推奨」以外のルート検索や、音声ナビ、地図上での規制情報表示などの機能は有料。
※クリックすると拡大表示します。
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