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リース料は走った分だけ「FUSOマイレージリース」開始

2021年7月26日(月)


一般的なリース料(左)とFUSOマイレージリースの料金イメージ
 三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:ハートムット・シック、以下MFTBC)と、メルセデス・ベンツ・ファイナンス株式会社 ふそうファイナンシャル(本社:東京都品川区、代表取締役:アンドレアス・レーア、以下、ふそうファイナンシャル)は、国内・アジアで初めての「リース料は、走った分だけ」のリースプログラム、「FUSOマイレージリース」のサービスを2021年7月1日より開始した。MFTBCのテレマティクス技術「トラックコネクト」が車両の走行距離を瞬時に把握し、月ごとの走行距離に応じてリース価格が変動する。

 従来の自動車向けのリース契約では、一回あたりの支払は定額であるのが一般的だったが、「FUSOマイレージリース」の料金は、毎月一定の「月額基本料金」と、前月の実走行距離によって変動する「変動月額リース料」で構成される。

 トラックなど「働くクルマ」である商用車では、走行距離は事業の売り上げに直結し、長い距離を走った月は売り上げが伸び、走行距離が短い月は売り上げが少ないということになる。「FUSOマイレージリース」はこの観点から、トラックを導入する際に新たな選択肢を提供することで、事業をサポート。走行距離が伸びなかった月は、リース料金を節約できることになる。

「FUSOマイレージリース」は、MFTBCのテレマティクス技術「トラックコネクト」によって実現した。「トラックコネクト」はインターネット経由で稼働中の車両情報をリアルタイムに取得し、その情報はクラウド型の「FUSOデータベース」に蓄積される。「トラックコネクト」によって、MFTBCは車両の月間走行距離を正確に把握し、ふそうファイナンシャルは即時にリース料金を計算することが可能。

「『FUSOマイレージリース』の試験運用にご協力頂いたお客様からは、多くのポジティブなご評価を頂戴いたしました。そして正式導入されたこの商品は、現在のVUCAと呼ばれる予測困難な環境にまさにフィットするものです。商用車ビジネスに携わるお客様は、経済の状況変化のみならず、COVID-19のような予測不能な要因によって毎月変動するビジネスに直面されていますが、私たちは『FUSOマイレージリース』を通じて、多くのお客様に安心感を与えることができるものと確信しております。」(ふそうファイナンシャル 営業本部長 パヴェル・パルーバ)