GSユアサ、大型車用バッテリー「PRODA NEO」を発売
2010年6月10日(木)
大型車用高性能バッテリー「PRODA NEO」
株式会社ジーエス・ユアサ バッテリー(社長:沢田 勝、本社:東京都港区)は、大型車用高性能バッテリー「PRODA NEO」(プローダ・ネオ)15形式23タイプを6月中旬より発売する。
同社では2005年に大型車用バッテリーとして「PRODA BASIC」(プローダ・ベーシック)と「PRODA E」(プローダ・E)の一般業務用バッテリー2シリーズと、「PRODA BUS」(プローダ バス)、「PRODA DELIVERY」(プローダ デリバリー)、「PRODA TAXI」(プローダ タクシー)の用途に特化した3シリーズを発売し、業務用車両ユーザーのニーズに対応している。
今回発売する「PRODA NEO」(プローダ・ネオ)は、ガラスマット付エンベロープセパレーター(※1)や鋳造式正極グリッドとハードペーストを採用することにより、一般業務用大型車での連続走行、建設現場での振動環境に向いているという。
◆特長
1.ガラスマット付エンベロープセパレーター(※1)の採用
バッテリー性能低下の原因である活物質の脱落と内部ショートを抑制する。
2.鋳造式グリッドとハードペーストを採用したハイブリッドタイプ極板構成(※2)
・高温耐久性・耐振動性に優れ、長期にわたり性能を維持する。
・液減りが少なく、補水や補充電の手間を低減する。
3.突出型防爆液栓(※3)の採用
外部からのスパーク(火花)による引火爆発を抑制し、また建設現場などでのほこり、泥による排気孔の目詰まりを防ぐ。
4.24ヶ月または6万kmの製品補償(購入後どちらか早く到達するまで)
5.多様な業務用車両に対応する15形式23タイプのラインナップ
※1:170F51は特殊極板を採用しており、ガラスマット付エンベロープセパレーターは採用していない。
※2:正極板にアンチモンタイプの鋳造式グリッド極板、負極板にカルシウムタイプのエキスパンドグリッド極板を採用、業務用車両で要求される高負荷環境での性能維持と補水や補充電をする手間の削減を目指した。
※3:突出型液栓内に防爆フィルターを採用することにより、外部からのスパークのバッテリー内部への進入を防ぐ。ただし、防爆液栓はすべての爆発を抑制するものではない。
◆製品補償:24ヶ月または累計走行距離6万km(ご購入後どちらか早く到達するまで)
◆発売日:2010年6月中旬
◆販売目標:50万個(初年度)