2010年9月2日(木)
富士重工業株式会社は、本社所在地である新宿を中心に、恵比寿、三鷹、大宮に分散している本社機能の再編・強化、及び資産の有効活用を目的とし、エビススバルビルを建替え、2014年に本社を移転することを決定した。
現在本社のある新宿スバルビルは築後44年が経過し、床面積も不足していることから、移転により本社機能の効率化を図る。
また8月30日、新宿スバルビルの土地建物について、同社及びスバル興産株式会社と小田急電鉄株式会社(取締役社長:大須賀?彦、本店所在地:東京都渋谷区代々木)との間で売買契約を締結した。売却資産の内容は、敷地面積1,600平方メートル、ビル床面積20,385平方メートル、売却価格は340億円(税別)。
なお、新宿スバルビルについては、物件の引渡しを2011年4月28日に予定しているが、富士重工業は引き続き4年間を目途に賃借し、この間に現在のエビススバルビルの建替えを行い、本社を移転する。
富士重工業は1953年の設立当初に、現在の新宿スバルビル所在地にあった東富士ビルに本社をおき、その後1954年に東京丸の内に移転したが、1966年に新宿スバルビルを建設し移転した。
今回の本社移転は、まもなく創立60周年を迎える同社にとって新しい歴史のスタートとなる。
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