日産自動車株式会社(本社：神奈川県横浜市　社長：カルロス ゴーン) とUDトラックス株式会社（本社：埼玉県上尾市　社長：竹内　覚）、日産車体株式会社（本社：神奈川県平塚市　社長：渡辺 義章）は9月24日、現在UDトラックスで生産している日産の国内向け小型キャブオーバートラック「アトラスF24」と、輸出向けピックアップトラック「パトロール　ピックアップ」の委託先を、日産車体に変更すると発表した。

　今回の生産委託先変更は、類似車型の生産を集約することにより効率化を推進し、日産グループ内での生産工順の最適化を図ると共に、UDトラックスが経営資源を大型、中型トラック部門に集中するためである。

「アトラスF24」についてはUDトラックスでの生産を2011年1月に終了し、日産車体の100％子会社である株式会社オートワークス京都（本社：京都府宇治市　社長：金井 満）にて2011年3月から生産開始する予定。

「パトロール　ピックアップ」についてはUDトラックスでの生産を2011年1月に終了し、日産車体の湘南工場で2011年6月から開始する予定。オートワークス京都では現在日産のマイクロバス「シビリアン」を生産していることに加え、特別架装のノウハウを有していることから、「アトラスF24」の生産には最適と判断した。
また、湘南工場では現在、「パトロール ピックアップ」と同型別仕様のSUV「パトロール」を生産していることから、今後より効率的な生産が可能となるという。