日本フルハーフ、中型冷蔵ウィング「ウィングエース クール」PRキャラバン実施中
2010年10月20日(水)
日本フルハーフ株式会社(本社・神奈川県厚木市 社長:比企能信)は、今年7月に発売した中型トラック用冷蔵ウィングルーフ車「ウィングエース クール」の認知度向上を目的にユーザーを訪問し、実際に商品の特長、価値を実感してもらうPRキャラバンを実施している。
従来モデルはコルゲートパネル(波板)のウィングルーフだったが、同商品はそれをサンドイッチパネル化することにより内法高(室内高)のアップと軽量化を図っている。冷蔵車でありながら、帰り荷輸送時に汎用性の高いウィングルーフ車は輸送効率をさらに高める車体となった。
今回のキャラバン車は床下格納ゲートを装着しながらも、最大積載量は2,100kg、内法高は2,320mmを確保。また、ウィングルーフがサンドイッチパネルになり、外板の白色アルミ板がフラットであることが、社名を看板の様に入れることができると好評だ。
さらに、この車両の床には同社が日本軽金属株式会社と共同開発したイーフロアを採用している。
イーフロアは軽量かつローレット加工された表面が滑り難いという特長がある。このキャラバンを機会にこのイーフロアについてもさらに認知度を高める狙いだ。
また同製品は、ユーザーのご要望により、床をアルミ縞板やクリーンボードに、テールゲートを起立収納式に、アオリをサンドイッチパネルから、
アルミブロックアオリになど、使い方によって多彩なバリエーションが可能だ。同社は豊富なオプションにより生鮮野菜輸送や海産物輸送など、広い分野のユーザーに訴求していきたいとしている。
キャラバン車は新潟をスタートし、北関東、南関東地区のユーザーを訪問した。
18日週から静岡、名古屋、阪神地区を回る予定。
【商品特長】(同社発表による)
1.内法高のアップ
中型冷蔵ウィング車は車両の最大安定傾斜角度(転角)上、従来モデルでは内法高を上げられないことが課題であったが、ウィングルーフをサンドイッチパネル化することで、内法高を2,300mm前後(※)とトップクラスの高さを確保した。これにより生鮮野菜輸送などでさらに1段、パレットを多く積むことが可能になるなど、積載効率を高めた。
2.さらなる軽量化
主に生鮮野菜、水産物などを毎日運ぶ中型冷蔵ウィングルーフ車は積載効率、環境への配慮が求められ、車体の軽量化が課題となる。本モデルはウィングルーフのサンドイッチパネル化、床材の木材レス化、ドア材の芯材レス化などにより 同社従来モデル比、約250kg(※)軽量化した。
(※ シャシ、仕様との組み合わせにより前後する場合がある。)
3.床材、リヤドアを木材レス化
床材は従来の合板から同社オリジナルのアルミ形材フロア「イーフロアR」を採用。(+5℃仕様)リヤドアは従来、芯材に合板を使用していたのを、ノンフロンポリスチレンフォームのサンドイッチパネルに変更した。木材レス化によりボディを軽量化、経年劣化を抑え、木材資源の保護にも貢献するという。
4.スタイリッシュな外観
ウィングルーフにリベットカバーを採用し、ボディ外観をスタイリッシュにした。
5.気密性向上
リヤドアのガスケットを改良し、室内の気密性を向上した。
6.抗菌パネルを採用
内板に、積荷に安心の抗菌パネルを採用。
【発売日】
2010年7月12日(月)より
◆問い合わせ先◆
日本フルハーフ株式会社 営業推進部
TEL:03−3474−5641