三菱ふそう、パキスタン市場に新規参入
2010年12月20日(月)
三菱ふそうトラック・バス株式会社は、本日12月20日 、パキスタン市場に新規参入することを発表した。同国へは、小型トラック「キャンター」(車両総重量:6.5-7.2トン)、大型トラック「スーパーグレート」(車両総重量:28トン)の2車種を投入する。現地Master Motor Corporation社(マスターモーター社)がKD生産し、同社のカラチを拠点とするネットワークを通じて包括的な販売・サービスを提供していく。
パキスタン市場は、「BRICsに次ぐ経済成長が予想される」とされる11ヵ国の新興経済発展国の一つで、エジプト、インドネシア、イラン、大韓民国、フィリピン、メキシコ、ナイジェリア、パキスタン、トルコ、ベトナム、バングラデシュがある。同社はすでにこの11ヵ国中9ヵ国に参入、2009年には国内メーカーの中で約40%のシェアを獲得している。
同社海外販売本部長のカイ ウーヴェ・ザイデンフースは、「パキスタン市場および南アジア地域全体で、経済が発展する可能性は非常に大きいと思います。高品質で効率の高い商品は、現地で予想される成長を強力にサポートできると確信しています。当社は今後とも“ネクスト11”も含めた潜在性の高い市場における地位を拡大することに注力していきます。」と述べた。