2011年4月から運送事業者へ使用義務化されるアルコールチェッカー。各メーカーには注文が殺到しており、機種によっては欠品が出始めた。まだ在庫がある機種についても、その在庫はかなり少なくなっている。

アルコールチェッカーメーカーに確認したところ、現在電話が鳴り止まない状況であり、在庫状況も刻一刻と変わっているという。
さらに、かなりの在庫を確保しているメーカーも「まとまった注文が入れば一瞬にして欠品する恐れがあります」と語る。
　各メーカーとも総動員で増産体制に入っているものの、機種によっては、３月中の納品は非常に厳しくなっており、４月以降の納品にずれこみそうだ。

　これにより、２月に製品選定し、３月中旬頃からテスト運用と考えている運送事業者も多いが、今から注文しても４月には間に合わない。またトラック協会等の助成金の条件である設置と領収書が間に合わない可能性もでてきた。
　これから購入しようと考えている運送事業者は注意が必要だ。


トラックＮＥＸＴでは、業務用アルコールチェッカー各社に対して現在の在庫状況をヒアリング。一覧表にまとめました。以下ページをご参照ください。
なお、在庫状況は２月９日現在のもので、日々状況は変わりますので、詳しくは各メーカーにお問い合わせください。
各メーカーのアルコールチェッカー（検知器）在庫状況　（２０１１年２月９日現在）