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日本ミシュランタイヤ、省燃費オールシーズンタイヤ発売

2011年3月10日(木)

日本ミシュランタイヤ、トラック・バス用省燃費オールシーズンタイヤ
「MICHELIN XZN MIX ENERGY」を発売
日本初導入となる新技術「レインドロップサイプ(自己再生する溝)」を採用

日本ミシュランタイヤ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ベルナール・デルマス)は、日本の輸送事業者がタイヤに求める諸性能を高いレベルで実現することを目標に開発された日本専用開発トラック・バス用省燃費オールシーズンタイヤ「MICHELIN XZN MIX ENERGY(ミシュラン エックスゼットエヌ ミックス エナジー)」を3月8日より順次発売し、オールシーズンタイヤのラインナップを拡充する。発売サイズは計3サイズで、価格はオープンとなっている。

「MICHELIN XZN MIX ENERGY」は、転がり抵抗低減、ロングライフ性能ならびに優れたグリップ性能で、輸送事業者がタイヤに求める安全性、環境性能ならびにコスト削減効果を高い次元で実現したトラック・バス用省燃費オールシーズンタイヤ。

現在、輸送事業者の環境負荷低減ならびにコスト削減への意識の高まりにより、タイヤには省燃費性能に大きく影響する転がり抵抗低減が求められている。一方、タイヤには、この転がり抵抗性能の他にもグリップ性能やロングライフ性能など様々な性能が求められている。同社では、日本初導入となる新技術「レインドロップサイプ(自己再生する溝)」や「ダブルウェーブサイプ」など独自の先進技術を組み合わせることで、転がり抵抗低減のみを達成するだけではなく、事業者が第一優先にすえる安全性能をはじめロングライフ性能などの諸性能を高いレベルで実現した。
さらに、いわゆる「MIXタイヤ」に求められる様々な路面状況での高いグリップ性能も、最適化されたトレッドブロックデザインの採用で実現した。
なお、ミシュランの主要トラック・バス用タイヤ同様、リグルーブやリトレッドにも対応する。

「MICHELIN XZN MIX ENERGY」製品概要

1.製品名
「MICHELIN XZN MIX ENERGY」(ミシュラン エックスゼットエヌ ミックス エナジー)
2.製品の特徴
一つの突出した性能を達成するためにその他の性能を犠牲にしないという基本理念を持つミシュランは、「MICHELIN XZN MIX ENERGY」の開発にあたり、最新技術を駆使し、様々な性能を高い次元で実現した。省燃費性能とロングライフ性能の両立で、車両の排出ガス量と廃棄タイヤの削減による環境とユーザーのコスト削減に貢献する。性能バランスを重視する設計思想は、1998年に日本初のトラック・バス用省燃費タイヤ「MICHELIN XJD4 Green」を発売した時から変わらず、新製品「MICHELIN XZN MIX ENERGY」に受け継がれているという。


■「ENERGYケーシング」ならびに「ENERGYコンパウンド」の採用で、現行品「MICHELIN XJW 4+」との比較で転がり抵抗を15%低減し、省燃費性能向上を実現。

■「レインドロップサイプ(自己再生する溝)」ならびに「ダブルウェーブサイプ」の採用で、優れたウェット性能による高い安全性を実現。そして、「レインドロップサイプ」は、摩耗末期のウェットグリップ性能を現行品との比較で10%向上※1。

■「ダブルウェーブサイプ」ならびに「ENERGYコンパウンド」の採用で、ロングライフ性能と高い安全性を実現

■「MIXタイヤ」※2に求められるあらゆる地域の路面状況に対応するグリップ性能を最適化されたトレッドブロックデザインで実現

※1: 80%摩耗時に現行品「MICHELIN XJW 4+」と比較
※2: 「MIXタイヤ」とは、操舵軸・駆動軸などすべての車軸に装着できるオールシーズンタイヤのことで、日本特有のセグメントに属すタイヤであり、日本のトラック・バス用タイヤ市場の約44%をも占めている。(2010年実績JATMA調べ)同セグメントの中でも省燃費タイプのシェアが上昇傾向にある。(ミシュラン調べ)

3.採用技術

■レインドロップサイプ(自己再生する溝)
レインドロップサイプとは、摩耗が進行してもタイヤのウェットグリップ性能を維持し、高い安全性を保つことを可能にするミシュラン独自の先進テクノロジー。各トレッドブロック中央部の溝底部に円筒形の通路が隠されており、摩耗末期になると隠れていた通路部分が開き、ブロックの中央に新しい溝として現れてくる。

■ダブルウェーブサイプ
ダブルウェーブサイプは、優れたウェットグリップ性能、ロングライフ性能ならびに耐偏摩耗性能を実現するためのテクノロジー。三次元に刻まれた隣り合ったダブルウェーブサイプにより、隣り合うブロック同士がガッチリと噛み合い、支えあいながらブロック全体の変形を抑制し、高い剛性を保つことで、変形による接地面積の減少を抑え、接地圧の均等化を実現する。そのため、路面の状況を問わず、優れたトラクション/グリップ性能を発揮できるようになる。

■ENERGYケーシング
サイドウォール部分の無駄な動きを抑制するため、ケーシングの形状が最適化されている。タイヤの回転時に発生する変形による発熱を抑え、エネルギーロスを低減する。

■ENERGYコンパウンド
「ENERGYコンパウンド」の採用で、グリップ力の向上と転がり抵抗低減の両立が可能になる。トレッドゴムの耐久性を高めつつ発熱を抑制し、幅広い走行条件での安全性と諸性能を確保する。

■新開発の日本専用アグレッシブトレッドデザイン
ウェットグリップ性能やウィンター性能など「MIXタイヤ」に求められる諸性能を高い次元で実現するため、トレッド部にアグレッシブなブロックパターンを採用した。

4.発売サイズ

サイズ 荷重指数・速度記号 発売時期
225/80R17.5 123/122L 2011年5月
245/70R19.5 136/134L 2011年秋
275/80R22.5 151/148J 2011年3月8日