新明和工業、塵芥車新ブランド「G‐PX」「G‐RX」で受注開始
2012年10月4日(木)
新明和工業株式会社(取締役社長:大西良弘)は、10月1日付で塵芥車(ごみ収集車)の新ブランドとして「G−PX」「G−RX 」を立ち上げ、受注活動を開始した。
これは、富士重工業株式会社(取締役社長:吉永泰之 以下、富士重工業)の塵芥収集車事業を本年12月28日付で譲り受けるのに先立ち、今春以降、両社製品のブランド統一に向けて取り組んできた結果、かつて両社共同で塵芥車を開発し、2005年及び2007年に商品化した際の型式名「G−PX」と「G−RX」を新ブランドとして採用したもの。
これに伴い、10月以降、同社はこれまで使用してきた「タウンパック」「ルートパッカー」ブランドの受注をすべて「G−PX」(圧縮式塵芥車)と「G−RX」(回転板式塵芥車)に置き換えて対応するとともに、富士重工業も「フジマイティー」ブランドの販売は9月限りとし、事業統合が結実するまでの約3カ月は新ブランドによる受注活動を行うことで合意した。
今回のブランド統一を起点とし、両者の技術を融合し、各々の強みを集約した製品を提供するとともに、市場の要望に応えて具体化してきた高い積込能力や積込効率、安全性をはじめとする付加価値機能の更なるブラッシュアップやラインアップの強化に取り組む。また、販売、アフターサービス各面の整備・体制強化にも取り組む考え。