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タダノ、高所作業車スカイボーイ「AT-121TG(F)/(R)」発売

2012年11月7日(水)

株式会社タダノは、10月31日(水)よりスカイボーイ「AT-121TG(F)/(R)」3機種を同時発売した。

1.製品名 
スカイボーイ AT-121TG(F)/(R)
(1)AT-121TG(F)ブーム前方格納 車両総重量5t未満 仕様(新モデル)
(2)AT-121TG(F)ブーム前方格納 仕様(モデルチェンジ)
(3)AT-121TG(R)ブーム後方格納 仕様(モデルチェンジ)

2.性能
最大地上高 AT-121TG(F):11.9m
      AT-121TG(R):12.1m  

3.製品コンセプト
 スカイボーイAT-121TGシリーズは、最もニーズの高い12mクラスの高所作業車で、全長の短いF仕様(ブーム前方格納)、全高の低いR仕様(ブーム後方格納)の2つのコンセプトに加え、今回ベースとなる架装車のダウンサイジングにより、クラス最小のコンパクトさを実現。さらに道路交通法改正の普通自動車免許での運転が可能な車両総重量5t未満のF仕様を開発し、ユーザーニーズにより広く応えたシリーズとして、3機種同時発売をした。
 また業界初のアイドリング・ストップ機能を標準装備にするなど、作業時のCO2排出や燃料消費、音の低減と、環境性能もプラスされた。

4.主な特長
(1)ブーム前方格納タイプの5t未満仕様が新登場!
 道路交通法改正の普通自動車免許にも対応した軽量モデルが誕生。車両重量税の軽減や走行燃費も低減されるなど、運用コスト面でもメリットを感じるブーム前方格納タイプの5t未満仕様。また作業範囲はそのままに、同クラスの従来機から車両総重量で約2tの軽量化を実現した。

(2)コンパクトな走行スタイルを実現
 従来機のF・R仕様も、3t車から2t車架装へと、ますますコンパクトにモデルチェンジ。F仕様は全長4.47mと、乗用車並のサイズ。またR仕様では全高2.79mと、車高が低いのが特徴。

(3)環境にも配慮したアイドリング・ストップ機能とアクセル無段階制御を標準装備
 操作に応じてエンジンが自動停止、スムーズに再始動。CO2排出や燃料消費削減、アイドリング騒音の低減を実現した。また、バッテリ上がり回避のために、車両バッテリの電圧監視機能(バッテリモニタ)を装備。さらにアクセル無段階制御とし、ムダなエンジン回転の上昇を抑えて、作業時の燃料消費も改善した。

(4)近接作業での有効作業範囲を拡大
 横すべりのほとんどないリンク式アウトリガで、フルブーム全周同一性能を実現。コンパクトなブーム搭載により、車両を壁面へ寄せた際も、作業が容易になった。

(5)緩起動・緩停止機能の向上
 旋回や起伏操作の緩起動・緩停止機能が向上。急操作や急停止した場合でも、従来機に比べてブームの揺れが抑えられ、安全性が高まった。

諸元などの詳細はタダノホームページへ。