三菱ふそう、小型トラック 新型「キャンターガッツ」を発売
2012年11月26日(月)
〜1.5tクラスのラインナップを拡大〜
三菱ふそうトラック・バス株式会社(代表取締役社長 アルバート・キルヒマン)は、小型トラック新型「キャンターガッツ」を、1月15日(火)より全国の三菱ふそう系販売会社及びMFTBC地域販売部門から発売する。
新型「キャンターガッツ」の発売により、小型トラック「キャンター」シリーズにおいて、積載量1.5tクラスのラインナップが拡充し、1.5tクラスからハイブリッド車までの商品ラインナップを実現している。
なお本車両は、2010年4月に発表された、ダイムラーAGとルノー・日産アライアンスとの戦略的協力関係に基づき、日産自動車株式会社とMFTBCとの間で締結された相互OEM(相手先ブランド供給)に関する基本契約の下、日産「アトラスF24」をベースに、MFTBCに供給されるもの。
小型トラック 新型「キャンターガッツ」の商品特長
● 平成22年排出ガス規制(ポスト新長期規制)に適合
● 2WD車は全車平成27年度重量車燃費基準達成、九都県市指定低公害車「優」レベル
● パートタイム4WD車、超低床車などの車種展開
1. 商品概要
(1) 平成22年排出ガス規制(ポスト新長期規制)に適合
インタークーラー付ディーゼルターボエンジン「ZD30DDTi」(排気量2.953リットル)を搭載、コモンレール式高圧燃料噴射システムやクールドEGRおよびPM(粒子状物質)を効果的に低減するDPFを採用。これにより、平成22年排出ガス規制(ポスト新長期規制)を達成するとともに、PMは基準値から更に30%低減している。
(2) 2WD車は全車平成27年度重量車燃費基準を達成、九都県市指定低公害車「優」レベル
2WD車は全車、平成27年度重量車燃費基準を達成しているとともに、九都県市指定低公害車「優」に認定される予定。
(3) パートタイム4WD車、超低床車などの車種展開
キャンターガッツは、ハイ⇔ロー切換付パートタイム4WD車をはじめ、ダブルキャブ車等を設定。荷台高さには超低床のフルスーパーロー仕様も設定。
(4) トランスミッション
トランスミッションには、ツーペダルの6速AMT(機械式自動変速トランスミッション)およびOD付5速マニュアルトランスミッションを設定。
(5)サスペンション
サスペンションは、フロントには、ダブルウィッシュボーン式独立懸架サスペンションを採用するとともに、リアには、リーフリジッド式サスペンションを設定。
(6) クラストップの最小回転半径を実現
1.5トンクラスの小型トラックとしてトップの4.2m(2WDショートボデー車)の最小回転半径を達成。狭い道やタイトなコーナーが多い街中での小回り性、取り回し性を実現。
詳細は、
三菱ふそうトラック・バスホームページへ。