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UDトラックス、新小型トラック「カゼット」を発売

2014年9月30日(火)

UDトラックス株式会社(本社:埼玉県上尾市、代表取締役社長:坂上優介)は9月11日、新小型トラック「カゼット」を発売し、ハイブリッド車、4WD車を含めたラインナップを実現した。

UDトラックスは三菱ふそうトラック・バス株式会社からのOEM(相手先ブランドによる生産)調達による新小型トラック(積載量2〜4トンクラス)を発売。これまで小型・中型車はともに「コンドル」の車名で販売してきたが、今回から小型車の車名を「カゼット」とする。

「『カゼット』は、街に元気を届ける、爽やかな風のように働く小型トラックをイメージしてつけた。小型カゼット、中・普型コンドル、そして5月にリニューアルした大型クオンで、日本市場のお客様のニーズにきめ細かく対応していきたい」(UDトラックス国内販売事業 最高責任者:村上吉弘)

ディーゼルエンジンをクリーンかつ高効率に使用するための環境技術「尿素SCRシステム」を全車に搭載することで、全モデルが低排出ガス車(平成22年排出ガス規制に対しNOxおよびPMを10%低減)認定および平成27年度重量燃費基準達成するなど、トップクラスの環境・燃費性能を実現。また、「デュアルクラッチ式AMTを採用することで適切なギヤ段の自動選択と高い伝達効率により省燃費に貢献。さらに、スムーズな変速と変速時間の大幅な短縮により、力強い走りと高いドライバビリティも両立したという。

エンジン排気量は3リットル。ハイブリッドの重量車モード燃費値は1リットル当たり12.8キロメートル(総重量5トン未満、積載量2トンクラス)と、同クラスのディーゼル車に比べて2.2キロメートルの省燃費を実現。CO2年間排出量においてもディーゼル車に比べて約2トン少ない。