日通商事株式会社東京製作所は、10月12日・13日に山形県新庄市で開催された「2014森林・林業・環境機械展示実演会」に、新型フルトレーラをカーゴテック・ジャパン（株）ヒアブ部門と協賛出展した。

林業関連においては運転手不足や山間部奥からの原木輸送方法の改善が求められている。今回のフルトレーラを使用することにより、牽引車（連結する前側車両）で、山間部奥までの走行ができ、牽引車側6.6トン＋フルトレーラ側16.5トン合計23.1トンの輸送が可能となり、輸送力がアップすることで運転手不足への対応が可能となる。さらに同車両には後軸（通常は固定）にステアリング機構（舵きり装置）が装着されており、狭小地での旋回性能を向上させているという。

また同社によると、原木輸送の仕様のみではなく、コンテナ積載等のアレンジが可能であり、残土輸送、スクラップ輸送等の需要にも対応でき、オリンピック 需要、復興需要のニーズにマッチしているとの考え。