極東開発工業、床下格納式「パワーゲートCG1000TS」を新発売
2010年4月15日(木)
極東開発工業株式会社(本社:兵庫県西宮市 社長:筆谷 高明)は、2 トン車級向けの床下格納式テールゲートリフターの新機種(商品名:「パワーゲートCG1000TS」)を新開発し、平成22年4月20日より発売する。
新機種は、現行の「パワーゲートCG 800 シリーズ」をフルモデルチェンジした製品で、取り付け対象の車両の大きさに合わせて3 種類のタイプ(タイプ-S、タイプ-M 、タイプ-L)をラインナップした。リヤオーバーハングの短い車両にも対応ができるようになったため、「CG800 シリーズ」に比べて取り付け可能な車両が拡大した。
「CG1000TS」では、シリンダを含めたリフト機構の改良により、リフト能力が従来の800kgから1,000?に大幅にアップした。また、荷物を乗せるプラットホームの有効長は業界トップクラスで、より大型のカートでの荷物の積み降ろし作業を可能にしたという。自社製のパワーユニットの搭載により騒音の低減も図った。その他スライド機構にアルミレールを採用し、プラットホームを全てアルミ仕様にすることで防錆性を向上した。
◆「パワーゲートCG1000TS」の特長◆
1. シリンダを含めたリフト機構の改良により、リフト能力が従来の800?から1,000?にアップした。
2. 取り付け対象の車両によって、3 種類のタイプ(タイプ-S、タイプ-M 、タイプ-L)をラインナップ。これにより、リヤオーバーハングが1,640 mm以上の車両に対応することができる。また、適用可能な床面高は810mm〜1,150 mmに拡大した。これにより取り付けが可能な車両が2 トン車級で約10%増加する。
3.業界トップクラスのプラットホーム有効長を確保、より大型の台車での作業に対応できるようになった。
「タイプ-S」 (リヤオーバーハング 1,640 mm以上) プラットホーム有効長 915 mm
「タイプ-M」 (リヤオーバーハング 1,750 mm以上) プラットホーム有効長 1,035 mm
「タイプ-L」 (リヤオーバーハング 1,770 mm以上) プラットホーム有効長 1,165 mm
4. 自社製のパワーユニット搭載により作業時の騒音は、約40 デシベルと従来よりも約5デシベル低減。
5. プラットホームには全てアルミを使用、また、スライドレールもアルミレールを採用。
6. 販売価格
希望小売価格 1,200 千円(取付費込み。消費税込み。)
7. 販売目標
年間 700 台(平成23 年3 月期)