タダノ、高所作業車スカイボーイ2機種発売
2015年11月27日(金)
株式会社タダノは、このたび高所作業車“スカイボーイ”「AT-170TG」「AT-220TG」の2機種をモデルチェンジし、11月25日より同時発売した。
1.製品名 : スカイボーイ AT-170TG、AT-220TG
2.性 能 : バスケット最大地上高 AT-170TG:17.2m
AT-220TG:22.4m
3.開発コンセプト :
スカイボーイAT-170TG、AT-220TGは、作業範囲拡大による作業効率のアップ、安全性・快適性・利便性の追求、そして環境性能向上とランニングコストの低減を開発コンセプトにモデルチェンジした。
3tベースのコンパクトな車体を採用しながら、クラス最大の作業範囲を実現。また安全作業の拡充のため、新型AMC(過負荷防止装置:モーメント制御)を開発した。
さらにクラス初のアイドリング・ストップ機能を標準装備にするなど、作業時のCO2排出や燃料消費、騒音の低減と環境性能もプラスした。
4.主な特長
(1)ダントツの作業範囲を実現[AT-170TG]
中型免許(限定)枠の直伸ブームタイプとして最大作業半径を誇る。また作業範囲は、AWL制御(作業範囲制御装置)から積載荷重に応じた作業範囲規制が可能となるAML制御(過負荷防止装置:モーメント制御)への変更もあり、従来の17mクラス機に対して飛躍的に拡がった。
(2)車両のコンパクト化とクラス最大の作業範囲を実現[AT-220TG]
架装対象車両が3.5t車から3t車クラスになり、車幅や全高がコンパクトに。しかしながら作業範囲は従来機より拡大し、地上高さ19m以下では27mクラスと同等の作業範囲を確保している。
(3)環境にも配慮したアイドリング・ストップ機能とアクセル無段階制御を標準装備[2機種共通]
操作に応じてエンジンが自動停止、スムーズに再始動。CO2排出や燃料消費削減、アイドリング騒音の低減を実現します。またバッテリ上がり回避のために、車両バッテリの電圧監視機能(バッテリモニタ)を装備しました。さらにアクセル無段階制御により、ムダなエンジン回転の上昇を抑えて、作業時の燃料消費も改善しました。
(4)緩起動・緩停止機能の向上[2機種共通]
旋回や起伏操作の緩起動・緩停止機能が向上。急操作や急停止した場合でも、従来機に比べてブームの揺れが抑えられ、安全性が高まった。
(5)テレマティクスWEB情報サービス「HELLO-NET」[2機種共通]
大型クレーンで運用中の「テレマティクス」を標準装備。車両故障時における迅速なアフターサービス等に効果を発揮する。また、「HELLO-NET」で車両の稼働状況や位置情報・保守管理をインターネットでサポート。
詳細は、
タダノホームページへ。