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いすゞ自動車、「ギガ」「フォワード」を改良し発売

2017年5月9日(火)

−平成28年排出ガス規制と燃費基準への対応、安全性能の向上−

いすゞ自動車株式会社(本社:東京都品川区、社長:片山正則)は、大型トラック「ギガ」と中型トラック「フォワード」を改良し、4月27日に発売した。

 今回の改良により、「ギガ」「フォワード」ともに本年9月より適用される平成28年排出ガス規制に適合し、先進安全装置の性能向上を果たした。また、「ギガ」は「スムーサーGx」搭載車型における道路勾配に応じたギヤ制御機能の追加、「フォワード」はクラス初(国内中型トラック、GVW8t〜14.5t車)の燃費基準+10%を達成し、さらにカーゴ系主要車型に安全装置を標準化した。


<< 「ギガ」「フォワード」共通の特長 >>
●最新の排出ガス規制への対応
エンジンの改良と排出ガス後処理装置の性能向上により、優れた燃費性能を維持しつつも、平成28年排出ガス規制に適合。

●先を行く安全性能
プリクラッシュブレーキのミリ波レーダーおよびカメラのターゲットロックオン性能を向上させ、減速効果を高めることで、本年11月より適用される最新の安全法規にも対応。

■■■「ギガ」の特長■■■
●地図情報を活用したギヤ制御機能「Smartグライド+g」
自動式変速トランスミッション「スムーサーGx」搭載車は、地図情報を活用したオートクルーズ機能を新たに追加。地図情報とGPSを利用して先行道路の勾配を予測し、適切なギヤ制御を自動で行い、より高いレベルの省燃費運転を可能にする。

●車型展開の拡大
 GVW20tクラスの6×4ミキサに、6NX1エンジン搭載車を新たにラインアップ。軽量な6NX1エンジンを搭載することで、最大混合容量4.4㎥を実現。また、発進駆動力にすぐれた9速ワイドレンジトランスミッションを採用。

●ヘッドランプ・室内灯のLED化
全車でヘッドランプと室内灯をLED化し、長寿命化と省電力化、視認性の向上を実現。メーター照明も常時点灯化とし、安全運転にも貢献する。さらに、大型カーゴ完成車シリーズ「ギガ Gカーゴ」では、上記に加えLEDリヤコンビランプも標準装備。従来のバルブ式に比べて発光面積が大きく、瞬時に点灯し、後続車への迅速な意思伝達を実現。

■■■「フォワード」の特長■■■
●燃費性能がさらに進化
4HK1系エンジンのターボシステム、燃料噴射、冷却に至るまで広範囲な見直しを実施し、燃費性能を大幅に高めた。これにより、ecostop(アイドリングストップ&スタートシステム)付きGVW8t〜14.5tの4×2全車が中型クラスでは初となる燃費基準+10%を達成した。

●先進安全装置の拡充
プリクラッシュブレーキ、ミリ波車間ウォーニング、車線逸脱警報(LDWS)、電子式車両姿勢制御システム(IESC)を、全車(全駆、CNGを除く)に展開を拡大。さらにGVW8t・11tのカーゴ系主力車型についてはプリクラッシュブレーキをはじめとする先進安全装備を全て標準化(GVW7.5t/8t車は除く)、GVW14.5t以上には電子式車両姿勢制御システム(IESC)を標準化した。

●車型展開の拡大
本年3月より新設された準中型免許に対応するGVW7.5t車を新たに展開。


車両スペック及び東京地区希望小売価格
車型:2PG-CYJ77C
仕様:Gカーゴ・GVW25t車、フルキャブ・エアサスペンション、日本フルハーフ製ウイングバン完成車
エンジン:6UZ1-TCS 279kW(380PS)
トランスミッション:12速Smoother-Gx
税抜価格(税込):22,422,000円(24,215,760円)

車型:2RG-FRR90S2
仕様:Fカーゴ・GVW8t車、フルキャブ・リーフサスペンション、日本フルハーフ製ウイングバン完成車
エンジン:4HK1-TCS 154kW(210PS)
トランスミッション:6速Smoother-Fx
税抜価格(税込):11,184,000円(12,078,720円)