いすゞ、架装メーカーとコネクテッド技術による架装モニタリングシステムを開発
2021年2月18日(木)
架装コネクテッドのしくみ
‐シャシからボディ架装まで車両トータルでの稼働サポートサービスの提供‐
いすゞ自動車株式会社(本社:東京都品川区、社長:片山正則)は、この度、シャシ(車両)から架装まで車両トータルでの稼働サポートサービスを目指し、架装メーカーと協業で架装モニタリングのシステム(架装コネクテッド)を開発した。
同社は、これまで、エンジンやトランスミッションをはじめとした、車両の走行機能に関するデータをリアルタイムでモニタリングし車両の不調を未然に防ぎ、万が一の不調・故障時もデータをもとにすぐ直す事で、ユーザーの稼働を支える高度純正整備「PREISM(プレイズム)」を提供してきた。
今回、商用車の重要な機能である架装物について、極東開発工業株式会社(本社:兵庫県西宮市、社長:布原達也)と、脱着装置付きコンテナ専用車をはじめとする架装物の稼働や制御情報をシャシ側の情報通信端末を通じて取得するシステム(架装コネクテッド)を開発した。
このシステムにより、架装物の稼働や制御情報を基に最適なメンテナンスや万が一の故障に迅速に対応するなど、ユーザーの稼働を支えるサービスの提供が可能となる。
あわせて、日本フルハーフ株式会社(本社:神奈川県厚木市、社長:昼間弘康)、株式会社アイチコーポレーション(本社:埼玉県上尾市、社長:山岸俊哉)、新明和工業株式会社(本社:兵庫県宝塚市、社長:五十川龍之)、トプレック株式会社(本社:東京都中央区、社長:石川公之)、菱重コールドチェーン株式会社(本社:東京都千代田区、社長:岡野伸泰)の各社と、架装コネクテッドを活用した取り組みを行っていくことで、塵芥車、冷蔵・冷凍車、高所作業車やテールゲートリフターなどの多様な架装物にも対応していく。
オリジナル完成車シリーズに対しても、架装コネクテッドのシステムを活用し、シャシ・架装一体での「PREISM」を提供していく。