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タダノ、通信工事用高所作業車をモデルチェンジ

2021年3月22日(月)


作業姿勢、走行姿勢
株式会社タダノは、通信工事用高所作業車「AT-121TTE」をモデルチェンジし、3月23日より発売する。

<製品概要>
1.製品名
スカイボーイ 通信工事用高所作業車 AT-121TTE

2.性能
最大地上高 12.1m

3.開発コンセプト
 過密市街地や狭い道路幅の住宅地など、通信工事における現場環境は多様である。そこでクラス最大の作業範囲や作業効率の向上、収納力アップをはじめとする利便性の向上などをコンセプトに、更なる快適性を追求した通信工事用高所作業車を開発した。
 また環境に配慮し、アクセル無段階制御を搭載。燃料消費量の改善やCO2排出の削減、低騒音作業など、環境保全の取り組みを通じて、SDGs推進に向けた製品となっている。

4.主な特長
(1)通信工事用高所作業車としてクラス最大の作業範囲
 最大地上高12.1m、積載荷重200kg。フルブーム全周同一性能の作業範囲が、余裕の作業と効率化に貢献する。

(2)バケット・スイングの高速化
 左右104°のワイドなバケット・スイングの速度は、従来機から33%向上し、スピーディな作業を実現した。

(3)直下式ジャッキによる車幅内設置
 従来のリンク式ジャッキから、車幅内設置の直下式ジャッキへ。壁際やガードレール脇でのジャッキ設置が容易になった。また敷板の位置合わせもカンタン。

(4)下部操作を車両後端に集中配置
 これまで分離されていた車両下部のブーム操作とアウトリガ操作を、車両後端部に集中配置。壁際設置などにおけるブーム操作の容易化や、安全確認もスムーズになった。

(5)環境に配慮した、アクセル無段階制御
 アクセル無段階制御により、ムダなエンジン回転を抑え、燃料消費量を軽減する。併せて作業騒音の低減にもつながる。

(6)バケットへの昇降経路は車両左後方から
 壁際やガードレール脇設置でも、バケットへのアクセスが容易になった。さらにバケットへの昇降経路には、昇降ステップの大型化、昇降時の3点支持確保のための手すり設置により、昇降時の安全性を確保した。

(7)作業機材の積み込みに便利な大型荷台(オプション)
 後方開閉式アオリ付きの大型荷台(2.6?)をオプション設定。2.5mの長尺物も収納可能。

(8)テレマティクスWEB情報サービス「HELLO-NET」標準装備
 「HELLO-NET」で車両の稼働状況や位置情報・保守管理をインターネットでサポート。車両の故障時における機体状況の把握及び迅速な対応等、アフターサービス面での有効活用につなげる。

諸元などの詳細は、タダノホームページへ。