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極東開発グループの日本トレクス スワップ冷凍バンボデーが「2024 年度グッドデザイン・ベスト100」および 「グッドフォーカス賞 [新ビジネスデザイン]」を受賞

2024年10月25日(金)

極東開発工業株式会社(本社:大阪府中央区 社長:布原 達也)のグループ会社である日本トレクス株式会社(本社:愛知県豊川市 社長:高崎 文弘 以下、当社)が製造・販売する「スワップ冷凍バンボデー」が、「2024年度グッドデザイン・ベスト100」および「グッドフォーカス賞[新ビジネスデザイン](経済産業省 商務・サービス審議官賞)」を受賞した。

「スワップ冷凍バンボデー」は、「物流の2024年問題」を解決する製品のひとつとして注目される、キャリア(運転席部分)とボデー(荷台部分)を切り離せる冷凍バントラック(温度管理車)。
ボデーを切り離すことによって、荷役作業と運転業務を分離することができ、ドライバーの長時間労働の改善や輸送効率の改善に貢献する。さらに中継輸送の場でも容易にボデーの交換を行うことができるため、長距離における日帰り運行の可能性を広げ、ドライバーの人材確保にも貢献する。
ボデーにはトレクス独自の断熱パネル「パネクト」を使用し、従来より20%の断熱性能向上(当社従来比)を実現した。外装材には耐衝撃性に優れたFRP材を、内装材にはステンレス材をそれぞれ採用し、シンプルかつ丈夫なデザインを実現した。

≪グッドデザイン賞審査委員による評価コメント≫
深刻な輸送能力不足に直面する物流の2024 年問題に対し、非常にシンプルで実利的な解決策を提供している。冷凍荷台部分に簡便な折りたたみ式の脚を搭載し、車両側には装備を追加することなく、標準搭載されているエアサスによる車体の上下機能を用いることで、冷凍荷台部分の中継輸送を可能とした点を高く評価した。荷台が分離でき、また、積み替えなく中継できることで、ドライバーは荷積み関連の業務から解放され、日帰り運行も可能となる。日本車体工業会の統一規格として採用された点も大きな実績である。