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ジャパン・トゥエンティワン レーダーとAIカメラを組み合わせた 後付け側方衝突警報システムを販売開始

2025年4月10日(木)

ジャパン・トゥエンティワン株式会社(本社:愛知県豊橋市/代表取締役社長:岸本賢和、略称J21)は正規代理店としてブリゲード社(本社:イギリス)の後付けできるAI側方衝突警報システム「レーダープリディクトプラス」を2025年4月8日より正式発売した。

AIを搭載したレーダープリディクトプラスは、ブリゲード社が日本市場向けに新開発した製品で、側方衝突警報装置(R151※)規格に準拠した後付けの安全装置。大型車特有の死角をカバーし、交通事故を防止するために開発された本システムは、レーダーセンサーとカメラセンサーの2種類のセンサーを組み合わせ、高精度に自転車や歩行者の検知を可能とする側方衝突警報システム。車両側面に設置されたレーダーセンサーは、主に車両側面をすり抜ける自転車に対して180°の検知を可能にし、車両前方上部に設置されたAIカメラと連携して動作することにより重大事故に繋がる巻き込みや接触事故の防止に役立つ。

本システムでは、2種のセンサーで検知された歩行者や自転車の位置や車両の操作状況、相対的なスピードなどから瞬時に事故の危険性を解析する。実際のドライバーへの警報は、運転席に設置される警報表示器によって行われ、事故の危険性がなければ検知エリアだけを表示し、事故の危険性がある場合には検知エリアの表示とともに警報音で警告する。ドライバーに対して死角に位置する自転車や歩行者の存在を警告し注意を促すことで、交通事故を未然に防ぐ。

また側方衝突警報装置(R151※)規格に準拠した後付けの安全装置であり、トラック/バスのさまざまな車両に取り付けることが可能。すでに新車として販売される車両総重量8トンを超える大型トラックに側方衝突警報装置の義務化が行われるなか、日々営業活動に用いられている使用過程車に対しても巻き込み・接触事故の防止対策が可能な製品として提供する。