〜併せて最長10 年の専用フルメンテナンスパックも新設定〜
極東開発工業株式会社(本社:大阪市中央区 代表取締役社長:布原 達也)はこのたび、BEV(※1)シャシ向けの電動式ごみ収集車 「e パッカー」の新たなラインナップとして、いすゞ自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市 代表取締役社長 COO:南 真介 以下、いすゞ)の量産BEV 小型トラックである「エルフEV」(特装車シャシ)向け架装を発売した。
また併せて、同社直営・提携サービス工場にて架装部メンテナンスを実施することにより安心をご提供する、最長10 年の専用フルメンテナンスパックも新設定した。(※2)
(※1)BEV:Battery Electric Vehicle(バッテリー式電動自動車)
(※2)いすゞの提供するEV 専用フルメンテナンスリース 「EVision プレイズムコントラクト」で架装メンテナンス契約(定期点検・定期交換部品)を行った場合。
今回発売した「e パッカー」の「エルフEV」向け架装は、専用型式となるボデー容積4.0 ㎥の排出板押出式プレス式ごみ収集車(プレスパック®)および、ボデー容積4.4㎥のダンプ排出式回転板式ごみ収集車(パックマン® チルト)の2 機種を設定しており、排気ガスゼロ(CO2 排出ゼロ)かつ音も静かというBEV ごみ収集車のメリットを最大限に生かしたクリーンな作業を実現する。
同社は、2010 年にリチウムイオンバッテリーで圧縮装置を駆動させる日本初(※3)の電動式ごみ収集車「e パッカー®」(初代)、2011 年にPTO(パワーテイクオフ=動力取出装置)に加え3 相200V コンセントからの電気でも圧縮装置を駆動させる「ツインドライブ・e パッカー」、2014 年に世界初(※3)のハイブリッドシャシの走行用モータで圧縮装置を駆動させる「e パッカー ハイブリッド」をそれぞれ開発・発売し、電動式ごみ収集車のパイオニアとして市場を開拓してきた。(※3)同社調べ。
現在販売している「e パッカー」は、同社が今まで培ってきた電動技術とノウハウを生かし、BEV シャシの駆動用バッテリーからモータ式の電動PTO(「エルフEV」特装車シャシのキャブバックに搭載)を介して動力を伝達することにより圧縮装置を駆動させる、走行も作業もフル電動のごみ収集車で、電動式ごみ収集車の代名詞として親しまれた「e パッカー」の名称を復活させ、広く拡販を図っている。
■「e パッカー®」(「エルフEV」架装車)の特長
1.排気ガス・CO2 を排出しないクリーンな作業を実現
走行・作業共にフル電動のため、排気ガスとCO2 の排出がない。(※4)
環境に配慮したクリーンなごみ収集車。
(※4)発電から充電までの CO2 排出量は含まれていない。
2.低騒音
「エルフEV」特装車シャシのキャブバックに搭載された電動PTO と、最適化された油圧システムにより、エンジン車と比較して圧倒的な低騒音を実現。早朝・夜間はもちろん、あらゆる場面で静かな作業が可能。
3.エンジン車と変わらない積込性能と使い勝手
エンジン車と変わらない積込性能と投入口高さなどの使い勝手を実現し、作業性を確保。(※5)
(※5)エンジン車と一部仕様およびオプション設定が異なる。詳しくは同社営業担当まで
4.最長10 年の専用フルメンテナンスパックを新設定(※2)
最長10 年の専用フルメンテナンスパックを新設定。
全国ネットの同社直営・提携サービス工場にて架装部メンテナンスを実施することにより、クリーンなカーボンニュートラル車を長く安心して使用可能に。
(※2)いすゞの提供するEV 専用フルメンテナンスリース 「EVision プレイズムコントラクト」で架装メンテナンス契約(定期点検・定期交換部品)を行った場合。
5.対象シャシ・架装型式
・対象シャシ: ZAB-NMR48AM-EE5APYS-JEV
・架装形式
プレスパック®(プレス式・排出板押出式) : GB40-220 (ボデー容積4.0 ㎥)
(「エルフEV」専用架装形式)
パックマン® チルト(回転板式・ダンプ排出式): GB44-822 (ボデー容積4.4 ㎥)
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