自動車運送事業用自動車（緑ナンバー、黒ナンバーの車両）を対象とした環境対応車への買い換え・購入に対する補助制度（環境対応車普及促進事業補助金）は、平成２１年度第２次補正予算により、本年９月末まで延長することとされた。
　しかし、事業用自動車に係る環境対応車普及促進事業補助金については、６月２２日現在において２３８億円の申請を受け付けており、これまでの申請状況などを考慮すれば、９月末を待たず、補助金交付申請が予算額（３０４億円）を超える可能性がある。
　国土交通省では、交付申請の受付終了方法について下記のとおりとする、と発表した。

（１）原則として、補助金交付申請額が予算額を超過すると予想される日の前日をもって、申請受付を終了。

（２）補助金の交付にあたっては、補助金交付申請日（※１、２）が早いものから優先的に交付する。

（３）申請受付終了日までに補助金交付申請書が受理された場合でも、申請が殺到し補助金交付申請が予算額を超過するなどの理由により、補助金が交付されないことがある。

（４）補助金の申請進捗状況は、一般社団法人 次世代自動車振興センター（NEV）のホームページ において最新の進捗状況を公表している。

※１　NEV、社団法人日本自動車販売協会連合会（自販連）、社団法人全国軽自動車協会連合会（全軽自協）、日本自動車輸入組合（JAIA）の申請窓口において、補助金交付申請書原本を受理した日をもって補助金交付申請日とする。（NEV、JAIAへの申請は、郵送のみ受付）
　ただし、これらの機関に対し補助金交付申請書を提出しても補助対象事業（新車の登録及び経年車の廃車引取（経年車の廃車を伴う場合））の完了が確認されない場合は、受理とは見なされない。
　また、申請書を郵送する場合には、投函日ではなく各機関での受理日をもって申請日とする。

※２　補助金交付申請書が受理された場合でも、補助金交付申請が予算額を超過するなどを理由に補助金が交付されないことがある。

◆　申請進捗状況は、次世代自動車振興センターホームページ へ。このページ上段の「事業用車両申請状況」のボタンをクリックすると見られます。